3月末でテレビ朝日を退社し、さっそく夏からTBSの「NEWS23」のメインキャスター就任話が飛び交っている小川彩佳アナ。
「現在のテレビ番組の制作費は、10年前の半分かそれ以下となっており、ギャラのかかるフリーアナよりも自社の局アナを起用した方がいいという流れになっています。そうした“フリーアナ冬の時代”と言われる中、かつては人気者を多く輩出した某キャスター系事務所も、ここ数年はスターを生み出せずに苦しんでいる状況です」(女子アナウオッチャー・たなか是政氏)
そこへ来て、まだ本人やTBSが認めたわけではないものの、小川アナが退社前から大きな仕事にありつく可能性が高いことは、やはり大きなニュース。しかし、ある放送関係者はこう話すのだ。
「確かにフリーアナにとっては冬の時代ですが、小川アナのように報道をしっかり任せられる女子アナは、各局育成に難航していて、十分ニーズがあります。NHKで言えば、例えば桑子真帆アナや結婚していたことが発覚した和久田麻由子アナ、鈴木奈穂子アナや井上あさひアナなどは、局を出ればすぐにでも大きな仕事が決まるはずです。それでいて報道一筋の小川アナの場合、そうしたNHKの女子アナにはない華やかさも兼ね備えている。TBSが飛びついたのも納得です」
そんな中で、「あの一件さえなければ…」と言われているのが、フジテレビの秋元優里アナだ。
「彼女も報道畑を歩んできて、09年からは滝川クリステルの後を引き継いで『ニュースJAPAN』のキャスターを務めて好評でしたからね。12年に後輩の生田竜聖アナと結婚後、フリー転身説が浮上した際には、各局の争奪戦が繰り広げられるのではと言われていました。しかし18年1月、プロデューサー男性と車中での“竹林密会疑惑”が報じられたことでテレビから姿を消し、生田アナとも離婚。さすがにフリーになったとしても、今は『サンデー・ジャポン』(TBS系)からお声がかかるくらいでしょう」(前出・放送関係者)
本当は、秋元アナが「NEWS23」の新キャスターになっていたかもしれない?
(露口正義)