「みんな違ってみんないい」とはまさにこのこと?
乃木坂46の秋元真夏が、3月22日にテレビ東京で行われた4月6日からスタートする同局系新番組「ひねくれ3」の取材会に出席。同じグループに所属する生田絵梨花に対しての嫉妬心を露わにしている。
「最近嫉妬した経験は?」という質問に対して、秋元は「私が結構ダンスとか歌が苦手なタイプのアイドルなんですよ」としたうえで、「メンバーには生田絵梨花ちゃんという、ミュージカルに出てたり、歌もダンスもできてバラエティで出てもおもしろいし、何でもできる子がいて」と、アイドル活動はもちろん、ミュージカルやバラエティ番組での活躍も光り、マルチな才能を持つ生田の存在を紹介。
続けて、秋元は「なので、その子がバラエティー出てる時は、ちょっとチャンネル変えちゃいます。変えちゃお、と思って変えちゃいます」と、生田が出演するバラエティー番組を見かけた時には嫉妬からテレビのチャンネルを変えてしまうことを告白している。
確かに秋元の主張通り、最近の生田の活躍には目を見張るものがあり、ミュージカル「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」で共演経した俳優の井上芳雄も「可能性のオバケ」と生田の才能を絶賛するほどだ。
それでいて、バラエティーでも笑いが取れるとなると、バラエティーを主戦場にする秋元としてはジェラシーを抱くことは無理はないが、ファンからは「いやいや、真夏さんも十分すごいよ」「生ちゃんとは違う才能を真夏さんは持ってるよ」「真夏さんが出演する番組は安心して見ていられる」など、秋元を全力でフォローする声が多数見受けられている。
「生田は天然なキャラが光り、予測できない行動から笑いを生み出すタイプですが、逆に秋元の場合はわざとらしい言動やオーバーリアクションで計算し尽くして笑いをとるタイプで、対照的な存在です。そのため、感性で動き、ありのままに振る舞って、ドカンと笑いがとれる生田に秋元が嫉妬するのも理解できますが、天然要素はマネしてできるものではありません。ただ、そのぶん、頭がいい秋元はその番組で自分に何が求められているのかを考え、その場にあった対応ができますから、バラエティ番組に重宝される存在といえるでしょう」(アイドル誌ライター)
また、しっかりその日の仕事ぶりを反省する時間を設けるなど、努力家な一面も持ち、番組スタッフからのウケも抜群にいいのが秋元の強み。今回スタートする番組は秋元にとって地上波テレビ放送初めてのレギュラー出演となるが、そういった頑張りや心構えが評価されての抜擢なだけに、自信を持って頑張ってほしいところだ。
(石田安竹)