3月いっぱいで大手芸能プロダクション・オスカープロモーションとの契約が満了。同プロを退社していたことを4月1日に自身のツイッターで明かしたのは、浪速のロッキー・赤井英和の実娘で、モデルやプロレスラーとしても活動している赤井沙希。
「2000年代後半から、赤井の娘ということで人気番組にひと通り呼ばれましたが、“2周目”の声がかかることはほとんどありませんでした。タレントとして最大のチャンスだったのは、多くのおバカタレントを輩出した『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)への出演でしたが、個性を発揮するには至らず、ここ数年の活動のほとんどがプロレス。そのため、退社は自然のなりゆきだったのでは」(芸能記者)
ただ、そのプロレスでの評価はなかなかのものだという。
「手足が長く、174センチの長身と美貌は、抜群にリング映えし、エンターテインメント色の強いDDTプロレスのリングでは貴重なキャラクターとして確固たるポジションを築いています。あの天龍源一郎ともタッグを組んだことがあり、天龍も、赤井が得意とするコーナー最上段からのダイビング・ボディ・アタックの美しいフォームに驚いていましたね」(プロレス記者)
当初、1年限定で行う予定だったというプロレスだが、今年の夏でデビューから丸6年を迎える赤井。芸能界よりも闘いの世界が合っていたようで、父・英和のDNAのさらなる覚醒が期待されている。
(露口正義)