17年1月のコンビ解消以降、常に復活が期待されてきた太川陽介と蛭子能収の“バス旅コンビ”がついに復活する。4月18日から始まった2人の旅バラエティ「太川蛭子の旅バラ」の5月16日放送回で「東北横断!ローカル路線バス乗り継ぎ旅」として2時間スペシャルで放送される。
2人のコンビが復活するのは2年4カ月ぶり。スタート地点は最終回で旅を断念した因縁の地「余目」。バス旅ファンにはたまらない内容になりそうだ。
2人がバス旅から引退したのは、蛭子が歩くことに難色を示したからとも、日本中を行きつくし乗るバスがなくなったからともされている。今回は蛭子に配慮したのか、バスがない場合は1万円までタクシーに乗ってもいいというルールが追加された。
「テレ東がそこまでして2人を引っ張り出したかったのは理由があります。鳴り物入りでスタートした『旅バラ』ですが、初回の視聴率が6.0%、2回めは3.2%とよくなかったんです。バス旅は10%超を記録していたのにくらべると寂しい結果ですね。そこで切り札としてバス旅を復活させたようです」(テレビ誌ライター)
となると気になるのが田中要次と羽田圭介の新コンビ。この2人は太川と蛭子の後を継ぎ、バス旅に挑んでいる。
「新コンビの評判は今ひとつ。視聴率も前コンビを越えることができないでいます。3月16日放送の第9回では番組から見切りをつけられたのか、ゴールできなかったらクビというルールを設定されました。なんとか成功しコンビは存続することになりましたが、太川と蛭子のコンビが復活した今、もう必要ありません。区切りのいい第10回で終了になる可能性は高いのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
残念なことに新コンビの解散を惜しむ声は少ないようだ。