5月11日にソロデビュー8周年を迎えたアイドルの吉川友が、思いがけずにバズったツイートに焦っているようだ。吉川は14日、〈念願のブタカフェに行ってきたよ~ 子豚さんかわいい〉とのコメントを添えて、ピンク色の可愛らしい子ブタの画像をツイート。すると8500件以上もリツイートされ、2万5000もの“いいね!”を集めたのである。
ハロプロ出身アイドルとして活躍する吉川はふだんから、数百~1000程度の“いいね!”を集めることは珍しくないものの、さすがの万越えには運営サイドも驚き、焦っている様子。どう対応すべきかに苦慮しているようだ。ファンは「これをきっかけに彼女の魅力がもっと広まれば」と期待を高めているが、この“バズり”についてアイドル誌ライターが指摘する。
「正直なところ、子ブタの画像がバズりの要因になったことは確かでしょう。しかし可愛い子ブタの画像などツイッター上にはいくらでもあふれています。それが吉川のツイートだけバズった理由には、彼女がアイドルの中でも海外進出に積極的な点が見逃せないのではないでしょうか。おそらくアイドルと子ブタという意外性のある取り合わせに、海外のアイドル好きたちが反応し、拡散したのかもしれません」
クールジャパンの一角を占める日本のアイドル文化は世界中にファン層を抱えており、台北や香港、バンコクやジャカルタといったアジアの大都市に遠征した経験をもつアイドルは枚挙にいとまがない。その中でも吉川は、他のアイドルが足を運んでいない国にも進出しているというのだ。
「吉川は14年にブラジル・サンパウロで開催された中南米最大のアニメイベント『アニメフレンズ』にゲストアーティストで参加したほか、翌15年にはペルー最大のポップカルチャーイベント『ナツマツリ2015』にも出演。12年にはアメリカやフランスでもパフォーマンスしており、アイドル海外進出の先駆者なのです。そんな彼女は大人びた美人顔に加え、“わがままボディー”と称されるメリハリのあるカラダの持ち主。サンバダンサーにもうってつけの体型で、海外受けもバッチリですね。そんな吉川だからこそ、子ブタツイートがバズったのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
ネット界ではツイートがバズった場合、自己PRを投稿できるという暗黙の了解が知られている。吉川はぜひ、英語やスペイン語、ポルトガル語を交えた宣伝をツイートしてみてはいかがだろうか。
(金田麻有)