5月19日、嵐の札幌ドーム3日間公演が無事終了した。松本潤がソロパートの時に声がかすれ、辛そうにするというアクシデントが勃発し、観客に謝罪するくだりもあったが、メンバー5人はすこぶるノリノリ。連夜公演にもかかわらず、アンコールも含めて41曲を約3時間かけて熱唱しまくった。
そんな公演3日目のMCでのことだ。相葉雅紀が、なんと「詐欺メール」の被害に遭い、大騒動したことを明かしたのだ。相葉はこんなふうに話し始めた。
「今日、公演の前、楽屋でくつろいでたら、ケータイにショートメッセージが届いて。《お荷物をお届けしましたが、不在でした》って、URLがあったのね。『あれ?なんか頼んでたかな?』ってURLを開いたら…」
それは、激しく艶っぽい内容のサイトだったいうのだ。さらに相葉は、こう続けた。
「それで『どうしよう』ってなってたんだけど。ニノに見つかって。『初回無料だからってやるなよ~』って言われて。そしたら隣にいた松潤が『それ、そのまま閉じたら大丈夫だよ』ってすっごい冷静に。『そんなの無視すればいいんだよ。普通に消したら消えるよ』って。請求とか出てきたからびっくりしちゃって」
そんな「パニくりぶり」を明かした相葉に、櫻井翔は「カモじゃん。そんなメッセージ開けちゃダメだよ」とピシャリ。さらに、「荷物何か頼んだの?不在だったら直接連絡くるの?宅配の人と連絡交換してるの?」と矢継ぎ早に質問した。相葉から、荷物を頼んでなかったこと、お知らせメールの設定をしてなかったことを聞き出すと、みずからの経験を明かしながら、こう話し始めたのだ。
「本当に迷惑メール開けちゃだめだよ。みんなも来るでしょ。気をつけてね。だってオレにも『櫻井翔』からメール来るんだから。オレによ、オレに櫻井翔からメール来るのよ。ごめん、だけどね、オレみんなにメッセージ送らないから。みんなに相談しないから、メールで。問題は自分で解決するタイプだから」
と、警鐘を鳴らすことも忘れずに「架空請求詐欺」の被害を未然に防いだことを報告した。
「突然のことにオタオタするばかりの相葉、冷静に対処する松本、あおって相葉をイジって楽しむ二宮、不注意を叱責したあげく、ドヤ顔で観客に詐欺メールの注意喚起をするキャスター櫻井とそれぞれのキャラクターが色濃く出たエピソードでしたね」(ジャニーズウオッチャー)
結局、5万人の観客にトホホな経験を明かし、相も変らぬ天然ぶりをさらした相葉であった。
(塩勢知央)