薬物所持の現行犯で5月22日に逮捕された田口淳之介容疑者。16年までは人気グループ「KAT-TUN」のメンバーとして活躍し、その後は大手レーベルと契約するなどソロアーティストとして活動していた。その契約は18年11月に終了するも、6月からは全国ツアーを予定するなど、一定のファン層に支えられていたようだ。
だが、今回の逮捕で今後の芸能生活にも黄信号が点灯。そして肝心の人気のほうも、期待されるほどのものではなかったことがわかったという。芸能記者がささやく。
「タレントのリアルな人気を表す指標の一つが、ネットオークションでの関連グッズの落札状況。いくら知名度が高くても実際の人気が付いていなければ、出品物がなかなか落札されません。ここで一般的な知名度を大きく超える人気ぶりを見せているのが、同じような薬物所持で逮捕された電気グルーヴのピエール瀧被告です。3月12日に瀧被告が逮捕されると、電気グルーヴ関連の作品は『メルカリ』などで軒並み高額落札され、映画『アナと雪の女王』のように瀧被告が吹き替えを務めているだけの作品でも、中古のDVDが新品以上の値段でバンバンと落札されたのです」
そんな瀧被告関連作品の高騰ぶりは、転売で利益を得る「競取り(せどり)」の好例としてもメディアで取り上げられたほどだ。それでは田口容疑者の場合はどうだったのか。
「逮捕直後、メルカリには田口容疑者のソロシングルなどがさっそく出品されていましたが、落札される商品は激安値のごく一部のみ。KAT-TUN時代のウチワといったグッズもほとんど買い手がつかない有様です。瀧被告の場合、電気グルーヴのCDは音楽作品としての価値も高いことから人気を呼びましたが、田口作品のほうは“話題の人”ということ以外に何ら付加価値を見いだせないのが現実。ほとんどに人にとっては『タダでも要らない』のでしょう」(前出・芸能記者)
今回の逮捕で小嶺麗奈容疑者が妻同然であることもバレた田口容疑者。ファン離れはますます止まらなさそうだ。
(金田麻有)