法律違反の薬物所持により5月22日に逮捕された、元KAT-TUNの田口淳之介被告と、内縁の妻の元女優・小嶺麗奈被告の初公判が7月11日に東京地裁で開かれた。
自宅で薬物約2.3グラムを所持した罪に問われている両者は起訴内容を認めたうえで、田口被告は薬物について「10年ほど前から3日に1回くらいの頻度で使い、使うと心が落ち着いたり、まろやかになると感じた」としている。
「検察側は2人に懲役6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め結審しましたが、初公判ではっきりしたのは、2人の『離れられない関係』でした。田口被告が弁護士に、今後も小嶺被告との交際を続けていきたいかと問われ『はい』と答えれば、小嶺被告も『交際が続くのであれば結婚したい』と言い、いわば法廷での公開告白となったわけです」(スポーツ紙記者)
ただ、もし今後そんな2人が同居するとなれば、ふたたび薬物に手を出す可能性は高くなるという。
「薬物から抜け出せないパターンの一つに、カップル、もしくは夫婦でともに手を染めている場合が多いからです。片方が意を決してやめたとしても、一方がふたたび手を出すとつい一緒に始める、“薬物スパイラル”にはまってしまう。小嶺被告は薬物を一度はやめていたものの、交際開始後に田口被告が始めるとふたたび始めてしまったという経緯や、今後について芸能活動を続けたいとしている田口被告が、そもそも薬物を始めたきっかけが“仕事のストレス”であることを考えても、2人で一緒にいるという環境は非常に危険とも言えます」(社会部記者)
先だって亡くなったジャニー喜多川社長は、そんな田口被告に天国からどんな忠告をするのか。