5月22日に法律違反の薬物所持により逮捕された、元KAT-TUNの田口淳之介容疑者。17年5月には田中聖も逮捕(不起訴)されており、同じグループの元メンバーから2人目の薬物逮捕者が出たことになる。
「09年の10月には赤西仁の逮捕情報が業界を駆け巡り、NHKをはじめ民放各局、新聞各社が警察につめかける騒ぎとなったこともありました。結局、逮捕はなくマスコミが振り回されただけに終わりましたが、前年に赤西の夜遊び仲間のテニスプレーヤー・Mが薬物で逮捕されており、そのつながりから赤西が当局にマークされていたといいます」(スポーツ紙記者)
なんとも薬物に縁の深いグループである。それにしても、ヤンチャなイメージの田中や赤西ならば十分に想像できる展開といえなくもないが、天然ボケながら好青年キャラだった田口が、なぜ薬物に手を出してしまったのか。
「やはり、18年にユニバーサルとのアーティスト契約が終了してしまったのは大きかったはずです。一方で、かつての同僚の赤西は現在、アジア圏で絶大な人気を誇るアーティストとして大きな成功を収めているし、様々な悪い噂もありながら“赤西軍団”と呼ばれる多くの仲間がいる。田中のほうも周囲に音楽活動をサポートする仲間が多く、また4人の兄弟もいて様々に刺激しあえる環境があります。しかし、一方の田口にはそういう仲間は少なく、心から信頼できる相手が小嶺しかいなかった。このあたりも、自分を強く保つことができなかった理由かもしれませんね」(芸能関係者)
なんのエクスキューズにもならないが。
(露口正義)