6月7日発売の「フライデー」により振り込め詐欺グループの忘年会に芸人らを斡旋したことが報じられ、4日付で所属する吉本興業から契約を解除されていたことがわかった、お笑いコンビ・カラテカの入江慎也。
記事によれば、その忘年会には入江をはじめ、雨上がり決死隊の宮迫博之、ガリットチュウ福島善成、レイザーラモンHGら吉本所属の芸人らが参加し、ネタを披露したという。
「近年、入江は芸人としての活動より“人脈アピール”をメディアで展開し、2015年に株式会社イリエコネクションを設立。多数の会社とコンサル契約を結び年商1億円を達成したとされますが、今回発覚した闇営業は、そのイリエコネクション設立の前年に行われたもので、事業の後押しの意味で芸人仲間が参加したと思われます。入江は7日に自身のツイッターを更新し、騒動を謝罪。『詐欺グループの忘年会であることは知らなかった』と、弁明はしているものの、記事では詐欺グループの元メンバーが『間違いなく知ってましたよ』とも証言しており、疑問が残るところです」(芸能記者)
吉本興業といえば先ごろ、所属している南海キャンディーズ・山里亮太が女優の蒼井優と電撃婚を果たし、5日に開かれた会見でもグングン好感度を上げていたが、入江の“闇営業”が報じられたことにより、こんな話まで飛び出している。
「結婚は5日発売のスポーツ紙2紙によってスクープされ、山里自身、“天の声”としてナレーションを担当している『スッキリ』(日本テレビ系)の生放送で『すっぱ抜かれたと』話していましたよね。今回の入江の“闇営業”は、反社会的勢力とつながりをうかがわせる深刻な事件。何より吉本は、8年前に島田紳助が暴力団関係者との交際を認め芸能界を引退した件で、その手の騒動には相当懲りている。そうしたことから、吉本側が入江の件のインパクトを薄めるために、山里の結婚情報をタイミングを図りリークしたのではないかとも言われているんです」(夕刊紙記者)
もし事実であれば、山里も気の毒だ。
(鈴木十朗)