テレビ界を震撼させている芸人の「闇営業問題」。
カラテカ・入江慎也の仲介により、雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮といった人気芸人が詐欺グループの忘年会に出席していたとの報道はいまだ波紋を広げ続けている。
入江の“吉本解雇”を経ても騒動は収まらず、宮迫がMCを務める「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の打ち切り説まで囁かれている中、「吉本の初動対応が甘かったと言わざるを得ませんね」と指摘するのはテレビ関係者だ。続けてこんなふうに言う。
「営業先の相手が凶悪な反社会的勢力であることを踏まえれば、仮に短期間でも宮迫や田村ら参加芸人全員に謹慎処分を課すべきでした。世論の反発をみてもわかるように、入江をクビにしただけで済まそうとしたのは明らかに判断ミスですよ」
さらに同関係者は「この騒動以降、各事務所で所属芸人に関する“身体検査”が行われているんですが、ある事務所に『闇営業どころではない悪質な芸人』がいることが発覚して大騒動になっているんですよ」と明かす。どれほど悪質な芸人なのか──。
「売り切れ確実の人気ライブのチケットを関係者枠で何枚も確保しておいて、お笑いファン相手に数倍の価格で売っている『ダフ屋芸人』です。彼はコントに定評のある若手人気コンビのひとりなのですが、別の芸人の密告で悪行がバレてしまった。『今後も“ダフ屋行為”を続けたら即刻クビ』と事務所から釘を刺されたそうです」(前出・テレビ関係者)
お笑い界の闇は深い。
(牧マコト)