7月4日放送の「VS嵐」(フジテレビ系)で、嵐・大野智がいつもと違う、トンデモなポンコツぶりを見せて、嵐ファンをざわつかせている。テレビ誌記者が指摘する。
「嵐のリーダー、大野といえば、キレのあるダンスとたぐいまれな身体能力、口数少なく黙々とやり遂げる実行力の持ち主として、メンバーにもファンにも一目置かれている存在です。ところが、この日の放送ではありえない失敗を繰り返したんです。味方に出す指示を間違えたり、同じ場所を一からなぞってみたり。制限時間内にゲームをクリアするどころか、あえなく落下するぶざまな場面も。メンバーから責任を追及され、長々と言い訳しまくるなど首をかしげることばかりでした」
日頃パーフェクトな男だけに、やけにそのドジぶりが目立ったのだった。
ネットでも大野ファンがいつもと違う様子を不思議がる声があふれた。活動休止前、他のメンバーがシャカリキになって働いている時にやる気なさすぎと大野に不満をぶつける声すらあった。だが、実はやる気がなくなったわけでも、早々と訪れた仕事ロスでもなかった。
大野不調の理由が解明されたのは、とあるインタビューでのメンバーの何気ない打ち明け話だった。
「7月1日から嵐は都内で『嵐を旅する展覧会』を開催しています。嵐の20年間の歴史をひもとくグッズやかつての衣装、撮り下ろしのポートレートなどを展示、オリジナルグッズを販売する盛りだくさんなもので、連日大盛況。ところが、松本潤によると、6月下旬に展示品のチェックのため会場を訪れたところ、まったく見覚えのない作品が掛かっていたという。よくよく聞いてみると、大野が会場に出向いて、その場でみっちり手描きして仕上げた作品だったそうです。根っから芸術家気質で、こと自分の作品に対しては、こだわりの強い大野のこと。納得いくまで仕上げるうちに根を詰め過ぎ、疲労が蓄積されて体調不良となったのでは…。連日の激務による睡眠不足もあったようですよ」(ジャニーズウオッチャー)
嵐ファンもことの真相がなんとなく判明して、少しは、ホッと胸をなで下ろしたことだろう。
(塩勢知央)