「ジャニーズ事務所」のジャニー喜多川(本名・喜多川擴=きたがわ・ひろむ=)社長が7月9日午後4時47分、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため都内の病院で亡くなったことが同事務所から発表された。
今後、同事務所はジャニー氏の姉の娘の藤島ジュリー景子副社長が新たに社長に就任。ジャニー氏の後継者と目されて、子会社「ジャニーズアイランド」の社長に就任した滝沢秀明氏のサポートのもと新体制が築かれるが、早くも今後を不安視する声が多いという。
「タレントの発掘や育成、コンサートの制作などを手掛けてカリスマ的な存在だったジャニーさんの死はあまりにも大きい。ジュリー新社長は敏腕で知られているものの、ジャニーさんほどのカリスマ性はないですし、滝沢さんに関してもそのプロデューサーとしての能力は未知数ですからね」(他の芸能事務所マネージャー)
中でも去就が注目されているのが、元SMAPの中居正広だ。
「中居さんと事務所との契約更新は9月で、その3カ月前に当たる6月には結論が出ているということで、さすがに年内の独立はないと思いますが、来年はわかりません。中居さんは今でも数多くのテレビ番組で活躍していますが、事務所としては世代交代も視野に入れ、数年前から同じくバラエティーMCとして活躍している関ジャニ∞の村上信五さんを“ポスト中居”としてプッシュしていますからね」(前出・マネージャー)
中居の今後の動向に要注目だ。
(しおさわ かつつね)