開催まで1年余りの東京五輪を控え、関連する仕事が多い綾瀬は、プライベートも「五輪モード」になっていた。
「『35歳までに結婚したい』と公言していたが、東京五輪が終わるまでスキャンダルは厳禁。これまで共演した松坂桃李(30)や大沢たかお(51)と浮き名を流したこともあり、事務所はオファーが届くと同世代や年上は誰が出るのか、男性キャストに神経をとがらせているそうです」(芸能プロ関係者)
それだけ警戒するのもワケがある。実はオトコができるとホレやすい恋愛体質の一面があると言われているからだ。
「20代の頃に有名俳優とつきあっていた時、仕事の合間があれば会いに行っていたんです。それに困った事務所は、地方ロケの撮影を多く入れて、オトコとの距離を遠ざけていました」(芸能プロ関係者)
バラエティー番組では天然発言を連発し、「ゆるふわ癒やし系」として親しまれるが、ある男性スタッフはワキの甘さをこう指摘する。
「午前中の仕事が終わり、綾瀬さんとマネージャーと3人でランチをすることになったんです。その時に『週末は代々木公園のタイフェスに行くんですよ』と話したら、綾瀬さんが『私も行きたい!』と言ってスマホを取り出したんです。こんな簡単に連絡先を交換するのって、ビックリしたのを覚えています。さすがに綾瀬さんと2人でイベントに行く勇気がなく、やんわりと話題を変えて連絡先も聞かなかった(笑)」
綾瀬本人は恋愛したくてウズウズしているのかもしれないが、しばらく仕事漬けの毎日になりそうだ。
「昨年、綾瀬が主演したヒットドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)の単発での続編が決まり、年内に放送予定です」(芸能記者)
次々と撮影がスタートする中、先に触れた中国人襲撃騒動が起きる東宝スタジオでは、関係者が肝を冷やす場面があったという。
「来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影も行われていて、着物姿の沢尻エリカ(33)と綾瀬がエレベーターホールで鉢合わせしたんです。2人は同年代でドラマに出始めてからライバル関係と言われていました。沢尻のほうから会釈したのですが、綾瀬はノーリアクション。スタッフと談笑していたとはいえ、かなり近い距離にいたので気づいていたと思うのですが‥‥。これには沢尻も苦笑いを浮かべていました」(映画関係者)
中国人撮影チームの「異常接近」に頭を悩ませていたやさきだっただけに、沢尻どころではなかったのかもしれない。もっとも、天然ぶりだけは多忙な時も相変わらずのようではあるが‥‥。