綾瀬はるか主演の人気アクションドラマの「続編」の撮影が6月からスタート。そのやさき、現場で待ち受けていたのは、想像だにせぬ異常な「赤い洗礼」の数々だった。国際問題にも発展しかねない、国民的女優が巻き込まれた目撃スクープをお届けしよう!
雑誌「日経エンタテインメント!」が08年から毎年発表している「19年版タレントパワーランキング 女優編」で2年連続1位に輝き、圧倒的な支持を得ている綾瀬はるか(34)。NHK大河ドラマ「いだてん」第1部では主人公の妻役で出演し、撮影が終わったのもつかの間、多忙な日々を送っていた。日本テレビ関係者がこう話す。
「17年に放送されたドラマ『奥様は、取り扱い注意』の映画版の撮影が、6月下旬から極秘裏に行われています」
「奥様──」といえば、派手なアクションシーンが話題になり、10話全てで2桁視聴率を記録した人気ドラマ。主演の綾瀬演じる専業主婦で元特殊工作員の菜美が、近所に住む仲よしの主婦・優里(広末涼子)や京子(本田翼)と一緒に困難なトラブルを解決していく物語だ。
最終回で夫の西島秀俊(48)扮する勇輝の正体が公安であることが発覚。ラストシーンでは、綾瀬が西島に銃を突きつけられたところで画面が暗転し、銃声が響いて終わった。意味深な幕切れに放送直後から映画化が噂されたが、ようやく撮影が始まったようだ。が、撮影現場では思わぬトラブルが綾瀬を襲っていた。映画関係者がその詳細を明かす。
「主なシーンのセットは都内のスタジオに組まれていて、綾瀬の姿を頻繁に見かけます。広い敷地内では他に何作ものドラマや映画が並行して作られているのですが、ある中国人撮影チームのふるまいが今、問題になっているんです。俳優陣はもちろん、撮影スタッフの9割が中国人。役者が集合時間を守らなかったり、スタジオ内の喫煙ルールを破ったり、他の撮影の邪魔になるほど大声で会話して大迷惑をかけているんです。それだけならまだしも、綾瀬を見つけて興奮した中国人たちがパシャパシャと携帯で撮影を始めた。接触を試みようと、綾瀬を取り囲むようにどんどん群がり、中国語で積極的に話しかけて迫っていく。さながらナンパされているようでした」
綾瀬が出入りしている楽屋がある建物は中国人俳優らも利用しているため、廊下ですれ違うこともしばしば。日本のトップ女優に対し、マナー違反ともいえるアブノーマルな行動を繰り返す中国人に、身の危険を感じた「奥様──」のスタッフらは、超厳戒態勢を敷く異例の事態になっているという。
「綾瀬が移動する時は常に数人のマネージャーがつきっきり。以前はよく利用していたスタジオ内の食堂を使うこともなくなり、楽屋でケータリングを食べて“避難”しています」(映画関係者)
ドラマのように、困難なトラブルを派手なアクションで解決に導く‥‥とはいかないようだ。