7月27日に27歳の誕生日を迎える「現代ホスト界の帝王」ことROLAND(ローランド)。ホスト、ファッションモデル、タレント、実業家などさまざまな顔を持ち、その活躍ぶりは今年に入ってさらに勢いを増している。芸能記者が話す。
「昨年の誕生日には、当時勤めていた新宿・歌舞伎町のホストクラブで1日5500万円を売り上げたことがバラエティ番組でも取り上げられましたが、彼のファンは一般女性にとどまらず、芸能界にも多いんです。2月に行われた彼の『展覧会』には足立梨花や生駒里奈がプライベートで訪れたことを公言していますし、6月末に行われたキリン『のどごし生』のPRイベントで小島瑠璃子がROLANDとの共演をラブコール。すぐに2人の対談が実現して、現在、動画で見ることもできます」
そのほかにもサントリー烏龍茶のCMに出演したり、7月19日に配信が始まったWEBドラマ「港区おじさん」の新シリーズ「新宿死闘編」では、新宿のホスト軍団を率いる本人役として登場。俳優としても活躍の場を広げている。
「8月15日に放送予定の『俳句王国がゆく』(NHK Eテレ)にも出演するなど、今、大注目の“タレント”と言っていいでしょう。今年3月、彼の名言をまとめた著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』(KADOKAWA)は、10万部超えの大ヒットを記録。握手会では小さい子供も並ぶほど、ホストでありながら幅広い年齢層の支持を獲得しています」(前出・芸能記者)
それだけにROLANDが発する“言葉の力”は、こんな意外なエピソードも生んでいる。スポーツ紙記者が話す。
「サントリーのプレミアムモルツの、《神泡か、神泡じゃないか。》というキャッチコピーとともに矢沢永吉がグラスビールを見つめる動画広告を目にした人も多いのではないでしょうか。このコピーについてSNSでは『プレモルがROLANDさんみたいなこと言ってる』『絶対ローランド様に寄せてる』といった声が多く聞かれました。著書のタイトルにもなっているROLANDの代名詞『俺か、俺意外か。』がヒントになっているという指摘でした」
真相は不明だが、当の本人も自身のブログで〈気のせいか、気のせいじゃないか。聞き覚えあるフレーズ。まあ、真似されるうちが華なので!〉と語っている。
若い世代のビール離れが叫ばれている中、ブランディングツール「神泡サーバー」で売り上げ好調のサントリー・プレミアムモルツ。今度は本物のROLANDを起用したCMを制作すれば、これまで以上の売り上げを記録できるかもしれない!?