7月30日発売の「サンデー毎日」が、吉本興業の、業界への圧力疑惑に関する記事を掲載した。元吉本関係者によると、これまで吉本は、事務所を辞めた芸人に対して圧力をかけて干してきたという。
「記事によれば、吉本の圧力で干された芸人の1人が、島田洋七なのだとか。彼は04年、自叙伝『佐賀のがばいばあちゃん』の文庫本が大ヒットした際、当時副社長だった大崎洋・吉本興業ホールディングス会長から印税を吉本に入れるよう説得があったそうです。しかし島田は『自分の力で売った』と拒否したことで、吉本をクビに。以降、テレビから出演依頼が来ても、しばらくして『企画は潰れました』と、その話は消滅してしまうのだそうです」(芸能記者)
今回の「サンデー毎日」の取材に対し、島田は「そんな状態が12年近く続いてますよ」と嘆いている。そんな中、吉本を辞めた別のベテラン芸人も、現・トップの大崎会長に関して驚きの暴露をしているという。
「坂田利夫との漫才コンビ・コメディNo.1のツッコミで、09年に吉本を契約解除された前田五郎が、ユーチューブにて今回の騒動を語っています。彼は動画の中で『大崎そのものが、僕らの「コメディNO.1」のマネージャーしとった時、ヤクザの仕事を持ってきて、ヤクザの仕事に行ってんねんから!それを出さんとイイカッコぬかしおって!』と、大崎会長と今で言う反社会的勢力がつながっていたと暴露しているのです。さらに今後、もし大崎会長が何かを言ってきた場合『10言うてきたら200返したるけどね。証拠でも持ってきたるわ!』と断言しているため、今後さらなる爆弾が投下される可能性があります」(前出・芸能記者)
今回の騒動で、「会長と社長が1年間50%の減棒」というペナルティを発表した吉本。はたして、この処分で事態は収束するのだろうか。