A 7月20日、テレ朝の竹内由恵アナの退社が発表されました。
B 今年3月に結婚した医師の夫の地方勤務について行くという理由が、控えめな彼女らしくて好感が持てますけどね。
C 結婚した時点で、いずれ退社するだろうとは思っていましたが、現在、「報道ステーション」でスポーツを担当していて、来年には東京五輪が控えている。辞めるとしても、その後ではという見方もありましたが、夫のためにあっさりと退社を決めた印象ですね。
B 彼女の結婚は、テレ朝社内でもショックを受けた男性社員が多くてね。「番組の打ち上げの席で梅酒を飲んでニコニコと笑う彼女の姿が忘れられない」というディレクターやプロデューサーが何人もいたからね。退社で彼らの“竹内ロス”が心配ですよ。
A それにしても、今年に入ってから、テレ朝は、小川彩佳アナ、宇賀なつみアナとエース級が2人もいなくなり、ついに竹内アナもとなると、これは痛すぎますよね。
B 弘中綾香アナ、三谷紬アナあたりは力をつけてきてはいますが、正統派エースというイメージではないからね。森川夕貴アナは色っぽいけど女性人気が出ないタイプ。新人の元乃木坂46・斎藤ちはるアナも羽鳥慎一に鍛えられていますが、さすがにまだ力不足ですよ。
C もともとテレ朝は、フジテレビのように女子アナをアイドルとして売り出そうという意識があまりない局ですが、それでも魅力的な女子アナの存在は視聴者への大きなアピールになることは間違いのないところ。それは、竹内アナの存在が証明しています。エースの育成が急がれますね。
A 運やタイミングも重要で、決して簡単なことではなさそうですが、テレ朝は現在、視聴率が好調なので、スターを生み出すチャンスとも言えるのでは。番組人気とともに、そのキャラクターを開花させる女子アナの登場を期待したいですね。個人的には、新人らしからぬ妙な落ち着きのある斎藤アナに、いじられて伸びる可能性を感じています。
〈座談会メンバー=A:女子アナウォッチャー・たなか是政氏、B:ワイドショー関係者、C:写真週刊誌記者〉
(露口正義)