夏ドラマの中で異例の話題を振りまいているのが深田恭子主演の「ルパンの娘」だ。ネットを中心に情報が拡散し、録画視聴率が実際の視聴率を超えてトータルで20%超えを記録したという。プライベートでも不動産王との結婚間近といわれ、公私ともに順風満帆の魔性ぶりを発揮。その現状に危機感を抱いたライバル石原さとみは、ここにきて方針転換。ある方法で逆襲に出たのだ!
スポーツ紙記者が言う。
「ホリプロとしてはうれしい誤算です(笑)。看板娘の綾瀬はるか(34)がNHK大河『いだてん』(第1部)でコケ、今回のクールでも石原さとみ(32)の主演ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)が苦戦する中、3番手の深田恭子(36)がラブコメでスマッシュヒットを飛ばしてくれましたから」
深キョンがヒロインを務めるのは、ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)。
初回視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ)で、第2話では7.4%に落ちるも、爆乳にフィーチャーした真っ赤でピチピチの「泥棒スーツ」姿と決めポーズが人気を呼び、話題騒然。ビデオリサーチのタイムシフト視聴率(録画して1週間以内に視聴した数字)で9.4%を記録するなど、夏ドラマの「台風の目」状態なのだ。芸能レポーターの城下尊之氏が胸を躍らせる。
「ロミオとジュリエットのような禁断の恋(代々泥棒一家の娘と代々警察一家の息子のラブロマンス)が展開されるので、当然、深キョンの胸の谷間の露出に期待が集まる。となれば、さらに視聴率がアップしそうです(笑)」
中毒性の高いドラマとしての注目度は抜群だ。フジテレビ関係者によれば、
「ネット上で提供する動画配信サービス『FOD』の視聴回数も100万オーバーを記録するなど、現場の雰囲気も急上昇ですよ。チームワークを大事にする深キョンは、共演者やスタッフに積極的に話しかけていて、その距離間が一般的な女優よりも半歩ほど近い。時には、相手の体がおっぱいに触れちゃうぐらいで、このさりげない深キョン流ボディアタックに恋人役の瀬戸康史(31)もメロメロですよ。楽しそうにキスシーンを演じていました」
さぞかし不動産王で恋人の杉本宏之氏(42)の心中も穏やかではないはずと思いきや、深キョンの恋人へのケアは完璧だった。女性誌記者が明かす。
「杉本氏が北欧の高級家具をプレゼントしたと報じられましたが、あれは深キョン流の巧みなおねだりですよ。『見に来て~』と誘えるし、男心としてもうれしくなるもの。洋服のプレゼントにも『すぐに着てみたい~』と‥‥。この甘えっぷりが深キョンの魔性テクのひとつです」
公私ともに順調ぶりをアピールする「カラダ挑戦状」に対し、ピリピリモードのライバルが石原さとみだ。スポーツ紙芸能記者が解説する。
「石原は、今クールのドラマ『Heaven?』の視聴率が伸び悩み、交際が伝えられていた動画配信サービス『SHOWROOM』の前田裕二社長(32)との結婚にしても、両親に反対されて破局を迎えて、深キョンとは対照的。特に、ホリプロ内でも比較されることの多い2人ですから、石原のライバル心はハンパではないです」