7月21日投開票の参議院選挙で約114万票を東京選挙区で獲得し、トップ当選を果たした自民党の丸川珠代議員(48)。その裏で意外な選挙戦術が目撃されていた。
07年の政界入りから「女ヤジ将軍」と呼ばれる奮闘ぶりを見せた彼女は、ここにきて「次期都知事」の最有力候補と呼ばれるまでに権勢を拡大している。そんな丸川氏の権力の源泉の裏には政界随一の魔性ぶりがあった。彼女を間近でサポートするスタッフが明かす。
「丸川が有権者や自民党のお偉方の心をつかんでいる最大の武器が、ジジ殺しの色気です。先日の参院選の選挙戦でも、彼女ならではの『お色気作戦』が遺憾なく発揮されていましたね」
トップ当選に導いた「お色気作戦」とはまさに、肉体戦略にほかならない。
「街頭演説のあと、近づいてきた高齢の男性を見るや、いきなりギュッと抱きつき、自分への支持を哀願していました。彼女のボディに魅了された男性は『アンタに入れるよ!』と、喜々として言ってましたよ」(スタッフ)
もっぱら魔性パワーで支持を広げていることは、永田町でもすっかり有名に。
「丸川はとにかくオトコ心を知り尽くしている。有権者の男性と握手をする際は、相手の目をのぞき込むように凝視するうえ、自分からは絶対に手を離さないんです。彼女の周囲では、公職選挙法違反ならぬ『好色選挙法違反だよ』といったジョークが飛び交っているぐらいですよ」(永田町関係者)
かつての丸川氏からはあまりセクシーさを感じないと思った御仁も少なくないだろう。だが、そのフェロモンは意外なところで発揮されていたのだ。国会担当記者が引き取って語る。
「実は以前、彼女は現職の国会議員としては例のない『セクシーグラビア』を披露していて、永田町で大きな話題となったんですよ」
それは10年に刊行された司法雑誌「ジュディシャル・ワールド」6号という専門誌でのことだった。
「当時39歳の彼女はノースリーブのミニワンピースと黒タイツといういでたちでお色気ムンムン。お堅い雑誌にもかかわらず、オトコを挑発するような上目遣いの写真などセクシーカットが満載。当時、民主党政権下で野党議員となっていた安倍総理も『すごく魅力的なグラビア』と大絶賛。この雑誌を手に彼女の事務室を訪れ、サインを書いてもらった議員も相当いた」
「お色気作戦」で、次は小池百合子都知事打倒に動くか。