8月8日発売の「週刊文春」が、当選11回を重ねたベテラン代議士の、なんとも呆れてしまうスキャンダルを報じた。
その代議士の名は、逢沢一郎衆院議員。祖父は岡山市のゼネコン「アイサワ工業」の創業者にして元衆議院議員の逢沢寛氏。父はその会社と地盤を継いだ逢沢英雄氏で、衆議院議員を三期務めた。逢沢家は、三代に渡る岡山市の名士の家系といえる。
そんな立派な家柄出身の逢沢氏が、東京の“オトナのサービス店”業者の間では「ちくび」のあだ名で通っている有名人だというのだ。
記事によると逢沢氏は、7年以上前から少なくとも4つの都内の店を利用していたようだ。自身がチェックインしたホテルに呼び出してプレイをする形式の店がお好みなのだとか。
逢沢氏に呼ばれたことのある女性や店の関係者によると、プレイモードになるとオネエ言葉になり、自分のバストトップへの刺激を求めたという。そして、終了時間になると「延長、お願いします。エンチョー、エンチョー…」と子供みたいにダダをこねるのだそうだ。それだけではない。妊娠を避けることをせずに性行為を要求することもあったとある。
逢沢氏は一連の疑惑について週刊文春の直撃取材に対し、同誌がグラビアで“証拠写真”を報じている高級ホテルに女性2人を招き入れた疑惑については、会合であると答えている。また、女性は性的サービスをする女性ではないかという問いには「いやいや違います」などと返答。性行為に及んでいた疑惑には強く否定し、別の日に大塚のホテルにいた疑惑についても否定している。
「逢沢氏は、学校法人加計学園の獣医学部新設問題の際、自身の従兄が経営するアイサワ工業が建設を受注。選挙区には加計の本部があり、ズブズブの関係ではないかと指摘されました。加計学園の加計孝太郎理事長と安倍晋三総理が極めて近い友人関係にあり、今回の件で安倍総理が断を下すことはなく、コメントするとしても『出処進退は議員自身が判断すべき』で済ませるのではないでしょうか」(政界ジャーナリスト)
この記事が掲載された号の発売前日は、小泉進次郎衆院議員と滝川クリステルの結婚発表があったばかり。この祝時に水を差す醜聞であることは否めない。