一部ファンが心配していたことが現実に…。
欅坂46の平手友梨奈が16日から開幕した「全国アリーナツアー2019」の出演を見合わせることが15日に発表された。
同グループの公式サイトによれば、平手は活動中に右ひじを負傷して、万全の状態でダンスパフォーマンスができない状況とあり、一定期間安静にするようにとの診断を受けたとのこと。
ダンスパフォーマンスを伴わない活動については〈無理のない範囲で継続させて頂きます〉とし、パフォーマンスを伴う活動の再開に関しては〈回復の状況と医師の判断に従って決定致します〉としている。
致し方ない理由での出演見送りではあるが、今までリリースした全シングルでセンターを務めている平手が不在で全国ツアーが開幕を迎えることについては、ファンからは「平手ちゃんがいないのはやっぱり寂しいよな」「イヤな予感はしてたけど、本当に的中するとは…」「プロ野球選手よりケガしているイメージだな。大丈夫かな」といった内容のものなど、出演見送りを残念がる声が続々と上がっている。
「平手は昨年の真夏の全国ツアーもベストコンディションでパフォーマンスを迎えていたとは言い難く、今年こそ笑顔の平手を見たいというファンも多かった。しかし、6月26日放送の音楽特番『テレ東音楽祭』(テレビ東京系)も、平手は体調不良のため、欠席していたりと、気がかりな点もありました。今回は右ひじの負傷ということですが、仮に精神的な問題での欠席であるならば、一度本格的に療養したほうがいいような気もしますね」(アイドル誌ライター)
とはいえ、平手が不在となっても十分なパフォーマンスを見せられるのが現在の欅坂の強みでもあるだろう。
「昨年も平手が不在でステージに立つことは多かったですが、鈴本美愉や小林由依などが代理センターを務めました。そんな時でも、ライブはもちろん、『NHK紅白歌合戦』『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)といった大舞台で、メンバーたちは堂々とパフォーマンスできることはファンたちも良くわかっています。現にすでに行われた仙台公演でも昨年11月に加入した2期生メンバーも含めて、グループで団結してエースの不在をカバーしていましたね」(前出・アイドル誌ライター)
しかし、やはり平手が参加しない公演に「物足りなさがない」と言うのには無理がある。追加公演で9月18、19日と東京ドーム公演が開催されることが発表されているだけに、ファンとしては、どうにかそれまでに復活してほしいというのが本音だろう。
(石田安竹)