消費者庁が8月28日、通販サイトで「金剛筋シャツ」と「金剛筋レギンス」を販売していた「GLANd」に対し、景品表示法違反に当たるとして、4807万円の課徴金を納付するよう命じたが、このとばっちりを受けているのが、同商品の“アンバサダー”として広告塔になっていた、品川庄司の庄司智春だ。
「『GLANd』は2017年12月から18年6月まで、自社サイトで『着るだけで筋力アップをサポート』『史上最速で激モテ細マッチョになれる』などと謳い加圧シャツなどを販売していましたが、これらの説明が科学的にまったく根拠のないものとして、3月に再発防止命令などを求める措置命令が下されていました。不当表示を指摘された企業は9社で、中にはヒロミが広告塔を務めていた販売会社もあったのですが、何より“タイミングが悪すぎる”と指摘されているのが庄司なんです」(芸能記者)
というのも、品川庄司は言わずと知れた吉本興業所属。吉本と言えば、揺れに揺れた所属芸人による闇営業問題がようやく一段落つき、所属芸人との契約改善とともに、コンプライアンスの徹底維持に向け動き始めている真っ最中だ。
「ヒロミは個人事務所のために、こうした問題は自身の責任ですが、庄司の場合、胡散臭い商売に関わる仕事を持ってきたのが吉本というふうにしか見えません。過去の話とはいえ、こうした事例を考えると、吉本が多くの芸人を食わせるために何でもかんでも仕事を持ってきてしまう危険をはらんでいるとも取れる。反社会的勢力の排除を掲げる吉本ですが、今後、それ以外の細部にまで気を配れるのか、世間の厳しい目はしばらく避けられそうにありません」(前出・芸能記者)
吉本興業を契約解除されたカラテカ入江慎也の近況が様々に伝えられるなど、闇営業騒動の余波はいまだに続いているだけに、庄司の受けた「とばっちり」もそのぶん、キツイものなったようだ。