オリエンタルラジオ・中田敦彦のYouTubeチャンネルが絶好調である。
中田は昨年2月に“教育系YouTuber”として「中田敦彦のYouTube大学」のチャンネルを開設。「進路に迷う人へ送る人生哲学」などの自己啓発に始まり、スティーブ・ジョブズや孫正義などの偉人伝、歴史や政治問題をわかりやすく解説する動画を公開し、ついに9月3日までに登録者数100万人を突破したのだ。
「中田も、まずは100万人突破を目指すことを語っていましたが、ここへ来て急激に登録者数を伸ばしたのが、韓国、北朝鮮、中国を取り扱った、日本を含めたアジア問題を扱った動画。やはり、特に情勢を反映して注目を集めたのが日韓関係について解説した回で、中田本人も番組内で想定していた通り、公開後には“大炎上状態”となりました。ただ、内容的には日韓どちらに加担することなく、砕きに砕いて解説していることから、《客観的でわかりやすい》と、評判が評判を呼ぶ状態となったんです」(ネットウオッチャー)
中田のチャンネルは自身が運営するビジネスサロン「PROGRESS」と連動しており、会員に登録すれば、中田の生授業が受けることができたり、イベントへの参加もできるといい、その会費は、月額5980円と、なかなかの値段設定となっている。
「チャンネル登録者数とともにサロン会員数が増えていることは間違いないでしょう。同じ吉本興業所属の芸人としては、中田より8カ月も遅く、カジサックとしてYouTuberデビューしているキングコング梶原雄太が、7月に登録者数100万人を突破しており、それを意識していたという話も聞きましたよ。ともあれ連日報道されている日韓関係の問題がうまくハマって絶好調といったところでしょう」(芸能記者)
今となっては、すっかり芸人のイメージが消えてしまった中田だが、新たな活路が完全に軌道に乗ったようだ。