ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が9月2日に開催された国内リーグ第3節のアウクスブルク戦で2ゴールを奪取し、チームの勝利に大きく貢献している。
大迫は試合開始早々の6分に相手DFラインの裏へ抜け出し、あっさりと先制弾を挙げると、2-2で迎えた後半67分には左サイドからのクロスを豪快に右足ボレーでネットへ突き刺し、3-2の辛勝をもたらす決勝点をもぎとった。
この鮮やかすぎる大迫の2点目は、本拠地ヴェザー・シュタディオンの観衆を大いに熱狂させ、地元メディアからも絶賛されたが、さらなる名誉を与えたのはドイツ・ブンデスリーガの公式ツイッターアカウントである。なんと同アカウントは大迫が前節ホッフェンハイム戦で決めたゴールに続いて、アウクスブルク戦の2得点目を「今週のゴールベスト5」の3位に選出し、同アカウントの日本語版も「第2節に続いて大迫選手の半端ない得点が、またもやランクインしましたよ~」と大迫の2週連続となった快挙を祝福している。
「5位にはライプツィヒの快速FWティモ・ヴェルナーの圧巻のドリブルゴールが、そして2位にはバイエルン・ミュンヘンのDFダビド・アラバによる芸術的な直接FKなどがランクイン、そんなトッププレーヤーの中に大迫が割って入った格好です。しかもリーグ公式から2週にわたってベスト5に選ばれる偉業。日本のファンからも『マジで大迫半端ない!』『2点目のボレー、凄かったな。やっぱ大迫、ハンパないって!』『めちゃめちゃ良いボレー』と喝采が送られています。昨年のロシアW杯では大迫の活躍により“大迫、半端ないって!”の掛け声が大ブームとなりましたが、本人はブレることなくその後もマイペースでしっかりと実績を残しています」(スポーツライター)
現時点で早くも昨季の得点数に並んだ大迫。2019-2020シーズンもまた“半端ない”1年を過ごすことになりそうだ。
(木村慎吾)