大金星による歓喜は、多くのつぶやきをもたらしていた。
情報サービスアプリ「ツイッター」のSports専門公式アカウントが、6月20日時点での“最も盛り上がった瞬間”をランキング形式で発表している。それは、「WorldCup」とのハッシュタグが付けられたツイートに限定し、現在世界中を熱狂させている4年に1度のスポーツ祭典の中から、分速で最も多くツイートされたモーメントのベスト5。同アカウントが、〈ツイッター上のW杯で最も盛り上がった瞬間のトップ5のうち、2つが昨晩(6月19日)のコロンビアvs日本に関するものでした〉とツイートしたように、何とコロンビア戦終了直後と、日本代表FW大迫勇也がヘディングによる勝ち越しゴールを決めた瞬間が、それぞれ2位と5位にランクインする結果となった。
「もちろん大会このベスト5は次々と更新されるものですが、この時点で、サムライブルーに関するモーメントがトップ5のうち、2つを占めたことは大きなトピックと言えるんじゃないでしょうか。しかも3位が前回大会王者のドイツ代表がメキシコ代表に負けた瞬間です。日本の勝利は、この大会を揺るがす超サプライズ試合よりもツイッター上で注目されていたということになり、今後の日本代表のモチベーションにもつながりそうなデータとなりました」(スポーツライター)
なお、20日時点での首位となった瞬間は、グループステージ最大の注目カードであるポルトガルvsスペインのゲームでクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成した瞬間。日本が第2戦のセネガル戦でも2回リードされて追いついて、引き分けに持ち込む健闘を見せるなど、ますます盛り上がりを見せるW杯だが、世界を震わせる「圧巻のモーメント」はまだまだ増えていきそうだ。
(木村慎吾)