ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンに所属する、日本代表のFW大迫勇也がピンチに陥っていた。
今シーズンは開幕からノーゴール(2月8日現在)と不調が続き、SNS上でサポーターから大ブーイングを浴びているのだ。
「チームの順位は降格圏争いは避けられていますが、得点の少なさは深刻です。大迫自身も精彩を欠いた動きに途中交代が目立ち、シーズン前に期待が大きかったぶん、サポーターの怒りのホコ先が大迫に集中。1月にはリフレッシュさせるために監督が招集メンバーから外し、『私は彼を大事にしている』とフォローしていました」(サッカーライター)
試合ごとに過熱する大迫への集中砲火のバッシングを見かねて、ブレーメンに所属していた元オーストリア代表DFが「問題を抱えているのは彼だけではない」と苦言を呈するなど、騒ぎは場外戦に飛び火している。
「かつてドイツのハンブルガーSVに所属していたDF酒井高徳(現・ヴィッセル神戸)が一部昇格を逃した戦犯扱いをされて、試合中にボールをトラップするたびにサポーターから指笛を鳴らされたり、怒号のようなヤジが飛び、退団するまで『標的』になりました。大迫も2月1日までの冬の移籍期間にJリーグ復帰がドイツのメディアを賑わせましたが、そのまま残留。ただ、シーズン終了後の去就は不透明です」(前出・サッカーライター)
かつて経験したことがない「半端ない状況」をゴール量産で見返してほしいものだ。