スポーツ

超“半端ない”ポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドの知られざる素顔

 6月16日に行われたW杯初戦のスペイン戦でいきなりハットトリックという離れ業を成し遂げ、悲願のワールドカップ初優勝に向けてエンジン全開のポルトガル代表エース、クリスティアーノ・ロナウド。年収102億円と言われるケタ違いのスーパースターだけに、これまでのエピソードも超“半端ない”ものばかりだ。

 そもそも、出生前から大ピンチだった。マデイラ島という離島で貧しい暮らしをしていたロナウドの実母マリア・ドローレスは、堕胎を考えていた。ロナウドとその家族を15年以上前から取材し「クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔」(徳間書店)を執筆したスポーツジャーナリストの竹澤哲氏はこう話す。

「家庭の経済状況を心配した親戚のすすめで、母親は堕胎のための家庭療法を試したそうです。それは、沸騰させた黒ビールを最後の一滴まで飲んだ後に力一杯走り続ける、というものでした。これが効いていたら、当然、ロナウドはこの世に生まれていません」

 貧しい中でもサッカーに熱中し、その才能を認められたロナウドは、12歳で親元を離れて本土のリスボンで寮生活を始める。最初はホームシックで家族にかける電話口でよく泣いていたという。それでも、持ち前の気の強さを示すこんなエピソードも。

「初登校して自己紹介の際に、女教師から田舎なまりをからかわれたそうです。怒ったロナウドは、教室のイスを持ち上げ、その女教師に投げつけたとか」(前出・竹澤氏)

 田舎から出て来て、その強い意志で道を切り開いて来たロナウド。そこには朴訥な素顔も垣間見ることができる。

「ロナウドは4人の子供がいますが、結婚はしていません。その理由というのが彼らしい。結婚すると好きな時にトレーニングができないからだと聞きました。それでも彼は20歳の時に父親を亡くしていることもあり、早く子供がほしかった。若くして父親になって子供の成長を見届けたいという思いが強いのです」

 メッシと並んで現在のサッカー界のスーパースターとして君臨しているロナウド。他にも超半端ないエピソードは多い。発売中の「クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔」では、いくつもの伝説が記されている。きっとW杯をより楽しむためのサブテキストになることだろう。

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