今や最もテレビで見るバラエティタレントとして人気を博しているのが、元アイドリング!!!の朝日奈央だ。「2019上半期ブレイクタレント」(ニホンモニター調べ)では、この1年で出演番組が65本増加して10位にランクイン。上半期だけで111本もの番組に出演していたという。
「アイドリング!!!出身者では菊地亜美の一強時代が続いていましたが、昨年2月に結婚したことで芸能活動を縮小。今では『元アイドリング!!!』といえば朝日のことになっています。しかも彼女はアイドルになる前からローティーン誌のモデルを務めるなど、ルックスの良さも魅力の一つ。それに加えて師匠とあがめるバカリズムの薫陶を受け、NGなしを持ち味とする高いバラエティ対応力は現場受けも最高で、企画会議でも真っ先に名前のあがる存在として重宝されているのです」(エンタメ誌ライター)
8月17日放送の「有吉反省会」(日本テレビ系)では、MCの有吉弘行に「朝日奈央みたいな弟子が欲しい…」とまで言わしめたのは記憶に新しいところ。そんな快進撃中の朝日を巡り、師匠のバカリズムですら思いもよらなかったであろう、「ある変化」が生じているというのだ。前出のエンタメ誌ライターがささやく。
「アイドル時代の朝日はバカリズムから常に“少年扱い”されていました。ショートカットとささやかすぎる胸のため、性を感じさせるタイプではなかったのです。それゆえ艶ネタを演じても妙にいやらしくなることがなく、バラエティ番組での使いやすさにつながっているのですが、さすがに25歳という大人の女性に成長したことで最近、少し艶っぽさが出てきたともっぱらの評判。そこで色めき立っているのが番組で共演する芸人たちだというのです。朝日は女優業への関心を示しておらず、イケメン俳優たちと接する機会もほとんどないため、芸人たちはこぞって『オレが朝日を落とす!』と息巻いているのだとか。おかげで制作陣からも共演者からも求められるという、タレントとしては絶好のポジションを確保できています」
業界では「彼女の悪口を言う人を見たことがない」と評されるほど人気者の朝日。そんな朝日を落とす男はいったいどこから現れるのだろうか。
(浦山信一)