90年に結成され、青田典子らの人気タレントを輩出した伝説の女性ユニット「C.C.ガールズ」が現代に復活だ。9月18日に、三代目となる「C.C.ガールズ3」のデビューお披露目記者発表会が催されたのである。
いずれも長身で脚長のメンバーは、オスカープロモーションに所属する6000人のモデルからオーディションで選抜。初代との違いはメンバーが一人増えて5人組になったことだ。発表会ではヒザ上推定30センチのミニワンピを着こなし、スタイルの良さをアピールしていたが、その様子を見たマスコミ陣からは「既視感を感じた」との声も出ているという。
「既視感とはいっても彼女たちに初代の面影を感じたわけではありません。今回の発表会では事務所の先輩にあたる武井咲と河北麻友子がゲストとして登場し、メンバーに花束を贈呈しましたが、この光景が12年5月に行われた『モデルガールズ』のお披露目記者発表会とそっくりだったのです。その時も武井がメンバーたちに花束を贈呈しており、違いはメンバーが8人ではなく5人なことと、武井の相方が剛力彩芽ではなく河北だったことくらい。当時の様子を伝える記事を読んでみると、主語を『C.C.ガールズ3』に入れ替えるだけで、記事がそのまま流用できそうに思えるほどです」(芸能記者)
そのモデルガールズとC.C.ガールズ3は、今後のCDデビューを予定している点でも共通している。しかもモデルガールズの一員だった河合ひかるがC.C.ガールズ3ではリーダーを務めており、まさに既視感の塊だ。それゆえにC.C.ガールズ3に対して、先行きを懸念する声もあるという。
「モデルガールズはお披露目の3カ月後に写真集を発売し、シングルも2枚リリース。しかしその活動は結成2周年記念イベントでほぼ終了しています。その前例をまるでトレースするかのように、今回のC.C.ガールズ3もCDリリースなどをアナウンスしていることから、彼女たちも同様に2年程度でフェードアウトしそうでならない気がしてしまうんです」(前出・芸能記者)
決して成功したとは言い難い前例をなぜ踏襲するのか。このデジャブぶりが、C.C.ガールズ3の行く末を暗示しているのか。そうならないことを祈りたい。
(金田麻有)