放送中の高畑充希主演ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)に“ヤバイ声”があがり始めている。
日本テレビの看板枠である「水曜ドラマ」でありながら、初回視聴率は8.1%。これは昨年1月期放送の広瀬すず主演「anone」が記録した9.2%を下回る数字だ。
「これまで波瑠と並んで“高視聴率女優”として知られていた高畑にかげりが見えてきたと指摘する声があがり始めているのです。高畑は2017年7月期に同じ水曜ドラマ枠で放送された『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で空気が読めない箱入り娘を演じ、相手役を演じた竹内涼真とのピュアな恋愛模様が支持され、平均視聴率は11.5%を記録。続編も昨年9月に放送されたほどの人気作品となりました。その作品と同じ脚本家とスタッフで始めたのが『同期のサクラ』ですが、今作で高畑が演じている北野さくらも『カホコ』と同じく空気が読めないキャラなんです」(女性誌記者)
そのためどうしても既視感が否めないのだという。さらに──。
「『カホコ』では竹内演じる麦野初の“苦労人キャラ”が女性視聴者のハートを鷲づかみにしましたが、『サクラ』では新田真剣佑と竜星涼というイケメン俳優が出演しているものの、2人のキャラがやや薄味で視聴者が支持しにくいため黄色い声援も起きていません。脚本家の遊川和彦は、空気が読めないヒロインを描くことで、どんなキャラクターも受け入れる寛大な社会にしようと訴えたいのかもしれませんが、ネット上では『サクラとカホコの違いがわからない』『カホコの髪の毛を切ったらサクラ』『サクラとカホコはキャラかぶり。さらに「忘却のサチコ」(テレビ東京系=2018年10月期放送)もキャラかぶり』『高畑充希は空気を読めない役しかできないの?』といった声が続出しているようです」(前出・女性誌記者)
もっとも、16日放送の第2話の視聴率は1.4ポイント増加した9.5%に上昇。高畑にとって厳しい秋となるかどうかは、まだまだ目が離せないところだ。