「いい、ヒジョーにいい」
作中の決めゼリフよろしく、日本テレビ局内は沸いている。同局のドラマ「同期のサクラ」がジワジワと視聴率を上げているためだ。第4回以降は2ケタをキープ。各局秋ドラマの視聴率が伸び悩んでいるだけに、異例の人気獲得と言える。
その「同期のサクラ」は故郷の「美咲島」と本土との間に橋を架ける、そんな大きな夢を抱いて大手ゼネコンに入社した主人公と同期たちの10年間の絆を描いた作品。そのストーリーもさることながら、好評の原動力となっているのは、主演女優の高畑充希(27)だ。
「メガネをかけた地味な風貌のうえに、バカ正直すぎて融通が利かない、ちょっとヘンな娘を演じています。ふだんは無感情なのに、夢のため、そして仲間と信じた同期のためには、時に感情を爆発させることも。このギャップがジワリと視聴者の心をつかんでいるのです」(ドラマウォッチャー)
高畑に心をわしづかみにされているのは、何も視聴者だけではない。ドラマ関係者がこう話す。
「彼女は人との距離感を詰めるのが苦手で、ハキハキと受け答えをするのに、話している最中、相手の目を見て話せないという一面もあるんです。人見知りだから、共演者やスタッフと打ち解けるのは撮影終盤になってから、なんてことも珍しくない。でも、撮影になると表情が一変し、プロとして仕事を遂行してくれるから、現場で悪い評判を聞かないですね。みんな、『マジメでいい子だ』と口をそろえます」
現場ではスタッフの心もガッチリとつかんでいるのだ。そんな人見知りがゆえの行動が、時に男性スタッフをトリコにしてしまう。
「最初の頃、高畑さんは目を合わせてくれないので、話をする機会があっても、その間ずっと視線が泳いでいて、こっちの股の間あたりに目が行っている時も‥‥」(男性スタッフ)
高視聴率と制作チームの士気高揚を支える高畑。その意外にも「むっつりスケベ」な素顔を、11月19日発売の「週刊アサヒ芸能」(11月28日号)が詳細にレポートしている。