高畑充希主演で、脚本家・遊川和彦氏書き下ろしのドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)。高畑演じる北野サクラが病院のベッドで意識のないまま眠り続けるところに、同期入社の月村百合(橋本愛)、木島葵(新田真剣佑)、清水菊夫(竜星涼)、土井蓮太郎(岡山天音)がおり、時をさかのぼって同期一人一人との思い出をたどるという斬新なストーリーは、回を追うごとに評価が上がっている。視聴率も、初回こそ8.1%と振るわなかったが、第2話9.5%、第3話9.3%、第4話11.5%、第5話11.8%とじわじわ上昇している。
「同期それぞれとのエピソードに、毎回感涙している視聴者が続出。また、5人の名前に花の文字が使われていることから、その花言葉の意味を知り、深読みする人もいるようです。例えば、桜には“私を忘れないで”という意味もあるそうで『サクラがこのまま目を覚まさないのでは』とか、父と兄が高級官僚の葵は“大望、野心”、しっかり者の百合は“純粋、無垢”など、役どころに結び付けて視聴者同士で盛り上がっています」(テレビ誌ライター)
2話連続で2ケタ台をキープしている「同期のサクラ」。遊川作品の大ヒット作「家政婦のミタ」が40%超えしたように、最終回にはさらに高い視聴率を叩き出しそうな勢いだ。