お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実が東京国税局から約1億2000万円の申告漏れを指摘され、世間を騒がせている。徳井は10月23日、緊急会見を行い、ごまかそうとする気持ちはなかったこと、全て自分が悪いと釈明した。
徳井への批判は収まらず、今後、国税当局が刑事告訴する可能性もありそうだ。そんな中、思わぬとばっちりを受けたのが元プロ野球選手でタレントの板東英二。今回の件によって、板東の所得隠しが蒸し返されているからだ。
「板東は12年に所属する個人事務所が名古屋国税局の税務調査を受け、約7500万円の申告漏れが明らかになりました。今回、徳井の申告漏れが板東を大きく上回る1億2000万円だったことで、『板東英二超えで悪質』などと報じられています。これによって人々の記憶から板東の所得隠しが掘り起こされる事態になっているんです」(週刊誌記者)
板東はすぐに修正申告し追徴税を支払ったが、所得隠しのやり方が悪質だと非難され芸能活動を自粛。翌13年に芸能界へと復帰したが、以前ほどの活躍はできていない。16年には起死回生とばかりにユーチューバーに転身したが、世間の評判はさんざん。「見ていて哀れ」「ここまで落ちたか」との声が上がった。
「テレビ関係者は今でも板東の起用に慎重になっているそうです。そんな状態で過去の件を蒸し返されたわけですから、板東にとってはいい迷惑でしょうね。しかも、復帰の前に謝罪会見を行った時、涙ながらに『カツラは経費になると聞いていた。ずっと植毛をしてきて、経費にならないと初めて知った』と薄毛をカミングアウトしたことまで引っ張り出されていて、少しかわいそうな気もします」(前出・週刊誌記者)
いっそこれを機に本格的な芸能界復帰を果たしてほしいものだ。