芸能

徳井義実「恋愛エピソード告白」でもつきまとう「脱税芸人」という負の遺産

 普段遊んでくれている友人たちを年末年始に遊びに誘ってみる。ところが既婚者が多いこともあり、妻の実家に帰ることを理由に、断られ、ちょっとした虚しさを覚える──。

 これは5月4日に放送されたバラエティー番組「アインシュタインの愛シタイン」(MBSテレビ)で「中年独身生活の悩み」として明かされたひと幕だ。

 発言の主は、お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実。

 芸人の中ではトップクラスの容姿の持ち主であり、それなりに熱愛報道もあった男。それでも独身を貫いていることに、共演するお笑いコンビ「アインシュタイン」の河井ゆずるからは「今まで結婚しようというタイミングはなかったんですか」との質問が飛んだ。徳井はこれに「あった、あった。もちろんあったよ」と、過去に真剣に結婚を考えていた時期があったことを告白した。

 徳井によれば、その日はとある秋の夜。当時の交際相手とベランダで過ごす、というシチュエーションだった。

「月がきれいな夜やったんやけど。ホットカフェオレを2人で飲んでいた時に『月きれいやな』『きれいだね』ってなって。その瞬間に、ここ(口の先)まで『結婚しようか』がウワーッと。もう(『結婚しようか』が)出る…となったんやけど『怖い』ってなって。あの時出てたら、結婚してたんやろな」

 徳井はそう回想したのだが、つまりは結婚が現実味を帯びた瞬間に怯んでしまったということだった。

 とはいえ、結婚を踏み止まったからこそ自由を謳歌できるという側面もあり、

「結婚していたら、こんな趣味(キャンプ)やっていなかったかもしれん」

 とも。

 ところがこの告白が、思わぬ波紋を広げることになる。

「いろいろあったし、いろんな意味で結婚しなくてよかったと思うよ」「その時にけじめつけてたら、納税ってけじめもちゃんとしてたかもね」「家庭があれば想像を絶するルーズさも発揮してる場合じゃなかったろうな」‥‥。

 おわかりだろう。徳井の過去の「不祥事」を絡めたコメントがやたらと出現したのである。

 関西芸能マスコミ関係者が語る。

「徳井は19年10月に約1億3800万円もの意図的な所得申告漏れが指摘され、芸能活動を自粛するハメに。ただ、自粛自体は4カ月程度で、その後、徐々にメディア出演が増えていった。昨年4月にはレギュラー出演していた『しゃべくり007』(日本テレビ系)への復帰も果たしていますし、ほぼ完全復活したような感じではありますね」

 しかし、いまだ「徳井=脱税芸人」というイメージを持つ人は強く、

「何かあるたび、脱税ネタでイジるコメントがネット上に溢れ出てくるのが現状ですね」(お笑い業界関係者)

 当の本人にとっては、もう触れられたくない汚点であっても、世間はいつまでも覚えているもの。

「今後もこの問題を掘り返されることは覚悟しておく必要があるのでは」(前出・関西芸能マスコミ関係者)

 身から出たサビとして、諦めるしかないのかも──。

(本多ヒロシ)

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