芸能

天才テリー伊藤対談「さとう珠緒」(1)ぶりっ子と景気は比例しているかも

●ゲスト:さとう珠緒(さとう・たまお) 1973年、千葉県生まれ。88年、「第2回ミス・アクション・オーディション」で準グランプリを受賞してデビュー。95年に「超力戦隊オーレンジャー」(テレビ朝日系)のオーピンク/丸尾桃役でドラマデビュー、同作の劇場版で映画デビューも果たす。96年には大人気番組「出動! ミニスカポリス」(テレビ東京系)の初代ポリス、97年には「スーパー競馬」(フジテレビ系)のアシスタント・司会を務めて注目を集める。ぶりっ子キャラと「ぷんぷん!」ポーズで人気を博し、現在もバラエティー番組を中心に活躍中。レギュラー出演に、FMヨコハマ「キープオンスマイル」などがある。

 いつも笑顔のキュートなルックスと、「ぷんぷん!」のぶりっ子ポーズでバラエティーを華やかに飾る女優・タレントのさとう珠緒。伝説の番組「出動!ミニスカポリス」で一緒に仕事をした天才テリーが、彼女の仕事や恋愛観、そして老後の生活(?)まで徹底的に引き出した!

テリー 珠緒ちゃん、前に出てもらった時のことを覚えている? 実はこの連載の18回目に出てもらっているんだよ。それがなんと22年前。

さとう ええっ、22年もやっているなんて、すごいじゃないですか!

テリー そういう珠緒ちゃんこそ、去年デビュー30周年を迎えたんでしょう。

さとう ありがとうございます。でも、おこがましいな、と思うところもありまして‥‥。高1の時「第2回ミスアクション」オーディションの準グランプリをいただいたところからカウントしているんですが、その時は少し活動しただけ。高校卒業までは普通に学生をしていたので、実際には、お仕事だけで30年たっていないんです(笑)。

テリー 細かいことはいいよ。振り返ると、どんな30年だったの。

さとう う~ん、どうだろう‥‥。テリーさんにお世話になった「出動!ミニスカポリス」は、やっぱり衝撃的に覚えています。あれがなければ、本当にもう私、芸能界に残れていないんじゃないかなと思います。

テリー 確かに「ミニスカポリス」は、珠緒ちゃんのアイコンになったものね。あれから23年たったのに、今でも通用する言葉になったからなァ、まさかそこまでのブームになるとはね。

さとう あの頃、ああいうコスプレ衣装もなかったですし、画期的でしたね。

テリー 珠緒ちゃんはその頃からずっと変わらず「さとう珠緒」を続けているのがすごいよ。今もたくさんバラエティーに出ていてさ。

さとう そんなことないですよ~。でも、芸能界っていろんな流れがあるじゃないですか。その中でよくやっているなって自分でも思います。

テリー ん、いろんな流れって何?

さとう そう言われると、どういう流れなんだろう。自分で言っておいて、いざ深掘りされちゃうと「何だろう」と思います(笑)。

テリー ハハハ! そういうところが、実にさとう珠緒だよ。ああ、「ぶりっ子キャラ」も芸能界長生きの秘訣じゃないの。

さとう ですかね。ちなみに私、「ぶりっ子」は景気と比例しているなって、ちょっと思っていて。

テリー また、なんだよ、いきなり。

さとう リーマン・ショックの時、ももち(嗣永桃子)さんみたいな、ぶりっ子キャラの人気が高かったじゃないですか。不景気になると媚びる人が見たくなるとか、そういう人に癒やされたくなるんじゃないかなって。逆に、バブルとか景気がいい時にはヤンキー系・ギャル系みたいな強い女性に引かれるみたいな、そういう傾向があるんじゃないか、と。

テリー へぇ、それはおもしろい視点だ。今は景気が悪いけど‥‥。

さとう 来年オリンピックがありますから、それなりに活気はありますし、まだまだぶりっ子枠の出番はなさそうですね。だから、今はガマンの時です(笑)

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