大門未知子の強烈かつ妖艶なキャラクターで人気の「ドクターX」第6シーズンがスタートした。初回は視聴率20%を突破したが、放送直前にはシリーズ終了もささやかれるほど、米倉は病床に伏せっていたという。その裏ではいよいよ「婚活」を解禁するとの情報も。米倉の真意やいかに!?
シーズン6にしていきなり初回の視聴率が20%を超えた「ドクターX」(テレビ朝日系)。だが水面下ではドラマ存続を巡り、さまざまな思惑が入り乱れていたのだ。テレビ誌記者が語る。
「今回の『ドクターX』の制作発表はサプライズの連続。院長役の西田敏行を筆頭に、市村正親やユースケ・サンタマリアなど新キャストもずらり登場。その中で、冒頭に米倉が『低髄液圧症候群を患いました。まっすぐ歩けなくなったり、やる気がなくなったりして、2週間は安静にしていないといけなくて‥‥』と告白して報道陣を仰天させました。実は、ドラマのクランクイン直前の1カ月前まで、アメリカと日本でミュージカル『シカゴ』に出演していて、ほぼ連投状態。なので正直、深刻な病状だったことに取材陣は驚き、雰囲気もシーンとなりました」
会見自体は、西田の「東帝大学病院院長のリーチ・マイケルです!」というコメントで笑いを誘ったが、米倉涼子(44)の発表を巡ってさまざまな風評が乱れ飛んだ。
「中でも報道陣の間で話題になったのは、『ドクターX』が今回で大団円を迎えるのではないかというもの。実際、関係者に確認に走った記者もいたぐらいでしたが、現時点では未定ということだった。テレ朝側はあくまで米倉の意向しだいというスタンス。病気の推移も含めて不透明といったところでしょうか。実際、米倉本人は今シリーズにおいて事前の打ち合わせでもお色気シーンについては『何でも大丈夫ですよ』とひと肌脱ぐ決心をしたともっぱらです。お約束の美脚だけでなく、入浴シーンも急遽、入れ込んだとスタッフの間でも話題になっていました。よほど、米倉自身がこのシーズンにかけているということでしょう」(テレビ誌記者)
低髄液圧症候群とは、頭蓋骨の内部にある脊柱管内を満たしている髄液が何らかの理由で漏れ出したり、減ってしまう原因不明の病気のこと。症状としては、頭痛やめまいに耳鳴りなどのほか、倦怠感に襲われたりして無気力になることが報告されている。米倉の場合は、足元がフラフラして歩行困難になったこともあったというが、その後の治療で、現在は撮影に支障をきたさないほどにまで回復したというのだ。
「とりあえず『ドクターX』以降のスケジュールは病気のこともあり、まったくの白紙状態。米倉自身には、長期の海外静養プランが浮上しています。特にここ数年、米倉はタンゴなどのラテンダンスにも傾倒していて、本場のフラメンコを見たいという希望もあるとか。また以前に、『アナザースカイ』(日本テレビ系)で訪れたスペインのレストランの料理や雰囲気がたまらなかったらしく、さらなるグルメスポット探しにも余念がないようです」(芸能記者)
さらにここにきて、女優一筋だった米倉の心境にも変化が生じているようで、
「これまで、16年末に離婚が成立して以来、異性関係はとんとごぶさただった彼女ですが、病気もあってか、新しい出会いにかなり真剣になっている。ふだんは行きつけの店に親しい知人と訪れる程度でしたが、最近では『どこかに本当にいい人いたら一度会ってみてもいいという気になってきた』と周囲に明かすほどで、ようやく離婚のトラウマから解放されたようです」(芸能記者)