壇蜜ブームに乗った“不貞相手キャラ”でブレイクしたというイメージも強いタレントの橋本マナミが、「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系)に出演したのは11月3日放送回。これまでの経歴を紹介するコーナーで、〈苦手なこと〉というお題にまさかの「壇蜜キャラ」と回答。視聴者を一斉に「はぁ?」とさせたのだとか。
「もちろん、壇蜜さんのことを嫌いではないと断ってはいましたけどね。でも、自身が艶っぽさを売りにした時には『壇蜜さんがすごい売れてたので、そういう方をテレビも雑誌も求めてたんですよ』と、まるでメディアのせいにしたような発言には驚きました。視聴者からは『100%便乗したから売れたくせに』『そんな愚痴、事務所に言ったら?』なんてツッコミも投稿されてました。そういう戦略でブレイクしたんじゃないかという印象のほうが強いのに、今さら何をどう訴えたいのかわかりませんでした」(女性誌ライター)
橋本いわく、グラビアの撮影などでも「目はうつろでいてください」など、まるで壇蜜を意識したような細かい指示があったのだとか。「男性とご飯を食べる時は首を傾げてましたね」と、イヤイヤながら常にキャラを寄せていたことを振り返ってもいた。そんな「何を今さら」発言に、ある週刊誌グラビア担当者もこう指摘する。
「まあ“第二の壇蜜”として売りたがっていたのは事務所サイドでしょうけど、メディア内でも二番煎じはうまくいくわけがないと話す人たちも当時いましたね。だから、オジサン受けを狙ったグラビアが多かったですが、それでも、壇蜜とは違う自分のボディラインと派手なルックスを活かすことができたのは彼女の才能でしょう。ただ、“ブームに乗れてラッキー”というぐらいの度量の広さもないと、そのうちしっぺ返しを食らいかねませんよ。それに第二の壇蜜として寄せられるのを嫌っていたのがむしろ壇蜜側だったという話もよく知られていますからね」
SNS上では「だったらやらなきゃいいのに」「売れてから言うなんて」「不貞相手キャラのくせして遊びは許さないみたいなこと言ってたしね。ブレブレだなと思った」「こういうことを言っちゃう時点で壇蜜の足元にも及ばないよね」「よっぽど壇蜜にライバル意識があるんだね」と集中砲火を浴びてしまっている。
番組的にも橋本が話したような“告白”がおもしろくなることはわかるが、ここは、“壇蜜みたいなことやって売れた人”という印象を蹴散らすような、橋本の今後の活躍を期待したいところだ。
(小机かをる)