人気YouTuberのHIKAKINが、11月14日に放送されたドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)にゲスト出演を果たした。放送前日には主演の米倉涼子と一緒に出演告知の動画をツイッターにて公開。その動画だけで100万再生を超えており、人気のほどがわかるというものだ。
そのHIKAKINは「番組冒頭からまばたきせずにご覧ください」とヒントをツイート。にもかかわらず、HIKAKINの登場シーンに気づかないファンも少なくなかったという。
「HIKAKINは冒頭の手術シーンにて、手術台に横たわる患者の役で出演。顔が映ったのは2秒程度に過ぎず、しかも手術中なのでトレードマークのメガネはなし。口には呼吸用の器具を装着していたことから、HIKAKIN本人だと気づいた視聴者は少なかったようです。それでも番組最後のエンドロールにはちゃんと名前も表示されていましたし、何より冒頭の手術シーンには主演の米倉に加えてユースケ・サンタマリアや勝村政信、内田有紀や今田美桜といった主要キャストが勢ぞろいしており、番組側でも大物ゲストを丁重に扱った形だと言えそうです」(YouTube事情に詳しいネット系ライター)
当のHIKAKINは10月29日に「初のテレビドラマの撮影です」とツイートしており、記念すべき初ドラマ出演はセリフなしで始まった形だ。そんなHIKAKINの患者姿を見たファンの中には、驚きの声をあげる者もいるという。
「ドラマでのHIKAKINは特にメイクしている様子もなく、素顔のままで出演。しかもトレードマークの金髪はメディカルキャップで隠されていたため、普段とは一味違うHIKAKINの表情を確認することができました。そこで垣間見えたのは、HIKAKINがまだスーパーの店員として働いていた18~22歳当時の荒々しさを帯びた顔つきによく似ていたのです。現在の少しふっくらしたHIKAKINしか知らない人が、YouTubeを始めたばかりの頃の彼を見たら、その容貌の変化にさぞや驚くはず。ふだんは笑顔と変顔を連発しているHIKAKINですが、若いころはけっこう尖っていたようですね」(前出・ネット系ライター)
世間にはHIKAKINと実兄であるSEIKINの顔つきがけっこう違うとの指摘もある。だが、メガネを外してみれば、HIKAKINも意外と鋭い目をしているようだ。逆に言えば現在のメガネや髪型は、子供にも怖がられないようにビジュアルを修正していった結果かもしれない。そんなHIKAKINの素顔が垣間見られた「ドクターX」への出演は、実に貴重な記録となったようだ。
(金田麻有)