沢尻エリカ被告が法律違反の薬物所持で逮捕されたことで、彼女と親交があり“クスリ仲間では”との疑われるようになってしまっていた女優の片瀬那奈が、所属事務所に自身の“尿鑑定と毛髪鑑定をしてほしい”と申し出ていたと12月10日発売の「週刊女性」が報じた。同誌によると、両方とも結果は陰性で、片瀬の所属事務所もその結果を認めたという。片瀬の提出した髪の毛の長さから、少なくとも過去半年間の、法律違反になる薬物の使用は認められないと証明されたとも同誌は報じている。
まさに自身の逮捕によって親友にまで疑惑を波及させてしまった形の沢尻被告は、12月6日に保釈された際には、〈今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切絶つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します〉と文書で発表。警察署から都内の病院に直行した。
沢尻被告の今後について薬物依存に詳しいジャーナリストは、「自身が知っている法律違反に該当することについて、すべてを証言することが望ましい」と前置きしてこう話す。
「沢尻被告が本気でクスリと手を切りたいなら、法廷ですべてを明らかにすることです。そうすれば“沢尻は警察に何でもしゃべる”と認知され、彼女に近づく売人や、クスリ仲間は減るのではないでしょうか。 沢尻被告の言う“一切絶つ”とは、そういう決意であるということなのでしょう」
薬物を断ち切るのは簡単なことではないだろう。しかも、多額の賠償請求が待っているはずだ。保釈時に姿を見せずに文書のみでコメントを出したことに批判も出ているが、沢尻被告の「本気」が、これから試される。