法律違反の薬物所持により逮捕された、沢尻エリカ容疑者。出演中のCM企業はもちろん、すでに6月に撮影がスタートしていた来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」も対応を迫られ、業界各方面に多大な迷惑と損害を与えたことから、「これで女優生命は絶たれたと見るのが自然でしょう」(ワイドショー関係者)とまで言われている。
自業自得というより他なく、同情の余地はいっさいない。
「俳優の佐藤二朗は、沢尻容疑者と酒を飲んでは演技論で盛り上がり、女優の片瀬那奈は、彼女を自他共に認める親友として誰よりも近くにいた。今回の逮捕で、沢尻容疑者の周囲に信頼できる人がいなかったのではと語るコメンテーターは多いが、とんでもない話で、周りには彼女を信頼し、愛してくれる仲間がちゃんといました。にもかかわらず、彼らを裏切ることをし続けていたのですから、その責任は重い。様々な挫折を経験し、大人になるチャンス、自分を見つめる時間はいくらでもあったはずですが、結局は『別に…』のころと変わらない、未成熟な子供のままだったということでしょう」(芸能プロ関係者)
結局、そうした彼女の現状が、薬物の入手やルートの確保にもつながっていたというわけだが、今もクラブ遊びを繰り返していたという事実だけをとっても、とても自覚ある大人の行動ではないだろう。
沢尻容疑者を知る関係者は、こう話す。
「とにかく昔から、酒を飲んでの大騒ぎの真ん中にいるのが大好きで、クラブにいても明らかに必要以上の大きな声で笑い騒いで、周囲の注目を集めるような遊び方をしていました。一時は、あびる優と異常に仲がよく、よく夜遊びをしていました。高級ホテルのラウンジバーで高額のワインを開けまくっては大騒ぎをしていたとの話は、方々から聞いたことがあります」
この時期の沢尻容疑者は、数カ月ごとに違う男との交際が報じられる「恋多き女」としてマスコミを騒がせていた。
(露口正義)