あびる優が12月8日に放送されたバラエティ番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)に出演。法律違反の薬物を巡る容疑で逮捕・起訴され、保釈された沢尻エリカ被告の素顔を明かしている。
10代の頃から沢尻被告と仲が良かったというあびるは「年を重ねて本人もすごくまるくなってきてるし、穏やかにもなってきてる」とその人柄の変化について説明。
これに対して、番組MCの和田アキ子が「“エリカ様”とか“女王”とか言われてて」と沢尻被告の印象について触れると、あびるは「本来はすごく穏やかでピュアなんですよ」と、実際の素顔は世間が抱く女王様といったイメージとは違うと友人としてフォロー。続けて、「だから何か心の中で弱い部分がこうさせちゃったのかな」と、沢尻被告が薬物に手を出した動機について分析していた。
このあびるの一連のコメントは複数のネットニュースメディアで取り上げられていたが、発言についての世間の人々の反応をみると、「この人のいうピュアって胡散臭い」「集団万引きしてお店を閉店に追い込んだ人だよね」「あびるから見れば、大抵の人間はピュアだろ」「そりゃ、集団窃盗したことをテレビで武勇伝で語れるあなたと比べたら、沢尻も心が弱いだろ」など、あびるの過去の悪事を掘り返したコメントが多く見受けられている。
「あびるといえば、05年に放送されたバラエティ番組で、過去に友人たちと集団で継続的にあるお店の倉庫から食べ物や飲み物を盗み続け、お店が潰れたことを武勇伝として語っていました。本人としては若気の至りということで許されると思ってカミングアウトしたのかもしれませんが、当時番組にはクレームが殺到して、彼女もしばらく芸能活動を自粛することになってしまったんです」(エンタメ誌ライター)
番組を盛り上げるためだったとはいえ、過去の“大胆すぎるよからぬ行為”をカミングアウトしたあびるだけに、沢尻被告に対して、ピュアで心が弱いと評する彼女の言葉は、一定の説得力を持ってしまった、ということのようだ。
(田中康)