12月22日、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」(テレビ朝日系)が放送された。最終決戦には、常連組のかまいたちのほか、世間では無名のミルクボーイと、ぺこぱが進出し大きな注目を集めている。
「決勝でミルクボーイに敗れたぺこぱですが、相手を否定しない斬新なツッコミは視聴者に衝撃を与え、人気が急上昇。審査員の松本人志も『ノリ突っ込まないボケという新しいジャンルを切り開いた』と絶賛しています」(テレビ誌記者)
そんな中、タレントの赤井沙希が12月23日、ぺこぱというコンビ名について「いつまでもハングリー精神をって意味でぺこぱってのはどう?」と過去に提案していたことをツイッターで明かした。
また、直接言及はされていないが、「ぺこぱ」は韓国語で「お腹空いた」という意味であることから、韓国好きユーザーからも、ぺこぱの漫才は注目を集めているようだ。
しかし、ツッコミである松陰寺太勇の過去のツイッター内容に対し、賛否の声が飛び交っているという。
「昨年、松陰寺はツイッターで《今年の靖國神社は強い日差しとミストが降り注ぐ中、帝国陸軍が歩いてたり、ドイツ兵が汗だくで座り込んでたりしていました。どこの神社にお参りするより緊張する、それが靖國神社。英霊の安らかなご冥福をお祈り致します》とツイートしています。靖国参拝には反対する人もいるため、『M-1』放送後、一部ネットで『ネトウヨだったなんて…』『マジかよ。ショックだ』と炎上する事態に。ですがその一方、多くの日本人からは『国のために戦った人をお祈りすることの何が悪い?』『これを批判する方が気持ち悪い』『ヘイトスピーチをしているわけではないから問題ない。個人の思想は自由だよ』と彼を擁護する声が多くあがっています」(芸能記者)
相手を批判しないやさしいツッコミで、来年はテレビ出演が激増しそうなぺこぱ。一部のネット批判に負けず、幅広い活躍を期待したい。