バカリズムと12月24日に結婚した元でんぱ組.incの夢眠ねむが、味のあるコメントで世間を感心させた。夢眠は25日、報道関係者向けに自分の顔写真について、〈写真もできるだけ可愛いものを選んで使ってくださり感謝しております…!〉とツイート。だが、一部のメディアで間違って別のアイドルが掲載されたようで、〈まれに私より若く可愛い女(根本凪、あのちゃん)が間違って使われておりますが〉と指摘しつつ、「こちらは問題ありません」と懐の広い対応を見せていた。
「根本凪は夢眠と入れ替わる形ででんぱ組に加入した後輩で、担当カラーも夢眠のミントグリーンとほぼ一緒の緑を受け継いでいます。二人は髪型こそ似ているものの、身長が170センチと長身の夢眠に対して根本は150センチのミニマムボディ。顔つきもサブカル系の夢眠と異なり、根本はカワウソ似と言われる小動物系です。とは言え同じでんぱ組のボブカットということで、アイドルに詳しくない人が取り違えるのは無理もありません。それに対して、元ゆるめるモ!の“あの”はグループも担当カラー(あのは青)も異なるほか、体型も顔つきも似ておらず、ボブカット以外に共通点はほとんどありません。ただマスコミのオジサンから見れば20~30代の女性はほとんど区別がつかないようで、涙袋を目立たせる今どきのメイクを見て《同じ顔だ!》と思ったのかもしれませんね」(芸能ライター)
情報番組ではこの手の取り違えは珍しいことではない。18年4月4日の「スッキリ」(日本テレビ系)では、オフィス北野の独立騒動を報じた際に、たけし軍団のグレート義太夫をウガンダトラと取り違え。18年12月10日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では俳優の溝端淳平を、1歳年上の村井良大と取り違えていたものだ。
しかし、他人から間違えられるならともかく、自分で「誰かに似ている」と言い出すのはなかなか勇気がいるもの。今回の夢眠のツイートを受け、ネットではとある女性タレントの発言を蒸し返す向きもあるというのだ。
「歌手で女優の大原櫻子は12月3日にゲスト出演した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にて、よく間違えられる芸能人として『(自分の髪型が)ボブで、相手もボブだった時に広瀬すずちゃん』と発言。これに対して視聴者からは《ちょ、ずうずうしい!》《それならショートボブおかっぱはみんな似ている》と酷評が沸き起こりました。その発言が今回の夢眠のツイートで、《そういえば大原櫻子は…》と蒸し返されているようです。大原と広瀬はNHK朝ドラの『なつぞら』で共演しており、大原としても名前を挙げやすかったのかもしれませんが、若手女優の代表格である広瀬に自分をなぞらえるのは、自意識過剰と批判されるのも無理はないでしょう」(前出・芸能ライター)
若くて可愛いアイドルに取り違えられたことに感謝していた夢眠の対応が、やはり正解だったということか。
(金田麻有)