12月25日発売の「週刊新潮」が、かつて「STAP細胞」を発見したとして一躍時の人となった、理化学研究所・元研究員の小保方晴子氏の近況を報じた。
記事では、今年初め頃から都内で同じ千葉県出身の男性と同棲生活を送っており、男性が都内に購入した家から現在の勤務先である、洋菓子店に通っている様子もウォッチされている。オーガニックな食品を取りそろえるセレブ御用達海外スーパーのエコバックを愛用。お気に入りブランドである「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の傘やレインブーツを使っていることも報じられている。
三十代半ばを過ぎても衰えることのない“女子力”をアピールしていたが、そんな彼女の女子力の輝きは、研究の“成果”以上に注目を集めていたと、アパレル業界関係者が語る。
「2014年1月に『STAP細胞』を発見したとして一夜にして有名になった直後から、小保方さんのファッションを取り上げるメディアが多くありました。研究室での割烹着姿は有名ですが、身に着けている洋服やアクセサリーのブランド名が紹介されるほどの人気ぶりでした。一時は、“リケジョの星”としてファッションリーダーとしての地位を確立しそうになりましたが、肝心の研究成果にバツがついてしまい、表舞台からフェイドアウトしてしまいました」
それでも、小保方氏にはファッションリーダーとしての需要があるのか、理化学研究所を辞めた後も雑誌でグラビアが組まれたこともあった。
「小保方さんは、研究職の女性に貼られていた“堅物な干物女”みたいなイメージを大きく変えた、この一点では間違いなく“功績”があるのではないでしょうか」(前出・アパレル業界関係者)
今回の記事では、洋菓子店での仕事風景や趣味の麻雀に興じる小保方氏の写真が掲載されていた。女子力は高いとはいえ、生活感もにじんでいたが、記事でも指摘されている通り、騒動から6年近くたった今、STAP細胞の有無を自身でハッキリ表明することが必要だろう。そのうえでなら、“リケジョのファッションリーダー”として再出発できるジャンルがあるかもしれない。