合成薬物MDMAを所持したとしたことを巡る取締法違反容疑で東京地検に起訴された、沢尻エリカ被告が昨年12月に保釈された。
12月下旬には入院する病院で診断結果が明かされたようで、今後は再起プログラムに取り組んでいくようだ。
一方で、女優復帰に向けては世間から厳しい声が多く飛んでいる。
「もちろん罪を償って十分に反省、更生したら何年後かにでも復帰すればいいという擁護意見はあります。しかし彼女は10年以上にわたる悪質な薬物使用歴を公表しており、過去に清算されたはずだった騒動の渦中も薬物汚染の真っただ中だったことが明らかとなっている。今年の東京五輪に向け、昨年は芸能界から薬物逮捕者が続々と誕生しましたが、その“本丸”として大々的に報じられた沢尻のイメージは著しく悪いです。近年はよりスポンサーの意向を気にするメディアが多く、怖くて沢尻には近づかない傾向となるでしょう」(ワイドショー芸能デスク)
しかし、沢尻の所属事務所は見捨てていないというのだ。
「事務所の幹部が沢尻の病室に高級寿司の差し入れをしたという話です。契約を打ち切るつもりはないといいます。なんでも、今後も沢尻のマネージメントを手掛ける意向で、薬物中毒からの復活ロードを世間にアピールするというんです」(芸能プロ関係者)
なんとも、たくましいビジネスにかける意気込みともいえよう。そんな「ザ・芸能界」は沢尻を必要としているのかもしれない。
(しおさわ かつつね)