12月6日に法律違反の薬物所持により起訴され、即日、保証金500万円を支払い保釈、そのまま都内の総合病院に入った、沢尻エリカ被告。
「9日からは本格的な薬物依存の治療を始めるとも言われますが、本人も10年にわたって薬物を使用していたということから重度の依存症である可能性が高く、いずれは、より専門的な施設に入るのではとも言われています。一方で裁判の方は、通例に当てはめれば来年1月下旬から2月上旬に初公判で即日結審され、その約2週間後には判決公判が行われる。初犯であることから、現状で行けば懲役1年~1年6月、執行猶予2年~3年の量刑が大方の予想です」(芸能記者)
そんななか、ネット上では沢尻被告が保釈時、芸能人が不祥事を起こした際に恒例となっている姿を現しての“謝罪”をせず、事務所を通じ〈多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております〉などと書面で謝意を伝えたことに賛否が巻き起こっているのだが、“やる必要がない”とする意見の理由として際立って目立つのが、話題となったあの謝罪例だ。
「KAT-TUNの元メンバーの田口淳之介ですよ。5月に薬物で逮捕され6月に保釈された際、東京湾岸署の玄関前で謝罪とともに20秒間の土下座。本人としては気持ちから出たのかもしれませんが、あれには“わざとらしい”“芝居がかっている”と世間からはドン引きの声が噴出しましたからね。田口は有罪判決を受けたわずか約2週間後に活動再開を表明したことで、輪をかけてツッコミの声が上がっており、あの土下座謝罪により、芸能人の保釈時の謝罪の意味は世間的には薄れているようなんです」(夕刊紙記者)
結局評価されるのは、判決が下されたのちの姿勢ということだろう。