実際、所属する事務所のプッシュもあり、ドラマやCMにも次々出演し、10年には雑誌「日経トレンディ」が選ぶ「今年の顔」に選出されたほか、12年にはマイナビの「そろそろブレイクしそうな若手女優ランキング」で、1位に選ばれたほど。だがその期待もむなしく、女優としては厳しい逆風にさらされてしまう。
13年10月から放送された木曜ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)では、満を持してゴールデン枠の連続ドラマで初の主演を務めたものの、
「視聴率が大惨敗。『低視聴率の女王』という負のレッテルを貼られてしまうことに‥‥。初回と第2回は4%台、第3回以降は3%台と低迷します。全8回の平均視聴率は3.87%で、予定回数より少ない『打ち切り』で終了。ここから、川口が出演するドラマや映画はヒットしないなどという悪評が流れるようになってしまった」(芸能ウオッチャー)
そんな世間の評判を本人に知られたくなかったこともあり、事務所サイドから川口に「ネットのエゴサーチ禁止令」が出たこともあったという。
だが、ここでも川口は、「エロス濃姫」ぶりを発揮。再び、女優としてのキャリアを上り始める。
中でも、19年2月から放送されたヘアケアブランド「いち髪」(クラシエ)のCMは、川口がエロいと評判を集めた。このCMでは、COMPLEXの代表曲「BE MY BABY」を歌いながら、ノリノリでシャンプーをしているが、カメラはバストアップの川口の姿を追っかけて、さながら風呂上がりで全裸カラオケをさらしているようにも見えたのだ。
「このCMは彼女の真っ裸を連想させますが、映っているのはあくまで胸より上。髪を洗っている時には腕を上げてワキが丸出しになっているので、それもまたエロい。顔についた泡も、妄想をかきたてます。実際は、チューブトップのビキニで撮影したらしいですが、意外と豊満なバストを揺らしながら何度もテイクを重ねたとか。もともと、グラビアで慣れているせいか、意外に脱ぎっぷりがよく、オールヌードの濡れ場がある作品にも出てほしいとの声が多く寄せられています」(広告制作関係者)
現在も新作が制作されている人気CMだけに、低視聴率女王のレッテルはもはや払拭されたと言っていいだろう。