1月12日の放送で2年半ぶりに「男女混合戦」が行われた「元祖!大食い王」(テレビ東京系)。多くの大食いファイターが登場し、熱い戦いを繰り広げた。
「今回は実力者がそろい厳しい戦いが続いた大会だったと思います。マックス鈴木さんやアンジェラ佐藤さんといった本命に加えて、アメリカのホットドッグ早食い大会で6連覇している須藤美貴さんや、アメリカでプロのフードファイターとして活躍しているフリーデン・ダレンさんが出場。大会のレベルが一気に上がりました」(テレビ誌ライター)
なにしろ、双子の大食い姉妹として知られる実力者の小野あこ、小野かこさんが最初の戦いで敗退するほどのレベル。今回の大本命と目されていたラスカル新井さんが準決勝で敗れてしまう事件もあった。その中で決勝まで進んだ「魔女」こと菅原初代さんの実力は疑う余地がないといえるだろう。
魔女・菅原さんは決勝でマックス鈴木さんとフリーデン・ダレンさんと真っ向勝負。チャンピオンを目指したが、惜しくも2位となった。
「結果だけを見ればマックス鈴木がラーメン35杯で、菅原さんは29杯と差がつきましたが、戦いの流れ次第でひっくり返っていてもおかしくありませんでした。なぜ負けたのか、菅原さんは自身で分析し、答えをツイッターに上げています」(前出・テレビ誌ライター)
敗因は〈ニットのままだったこと〉だと明かしている。決勝当時は快晴で、舞台となった豊洲は冬とは思えない暑さだったという。菅原さんは当初着ていたニットから着替えることなく、そのまま食べ続けたことが負けた要因の1つと考えているようだ。
「決勝では熱々のラーメンを食べ続けるわけですから、選手はかなり暑い思いをします。そのままで食べ続けるのは難しいんです。事実、マックス鈴木さんは途中で上着を脱ぎTシャツ姿になっています。菅原さんは《Tシャツに着替えるべきだった》とツイートしているので、マックスを見習うべきだったと考えているのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
もちろん、着替えただけで6杯差がひっくり返るわけではないのは菅原さんもよくわかっていて、〈30杯に届くかどうかは問題じゃなくて、すべての手を尽くすべきだった〉と書いている。
冷静に大会を振り返り、敗因を探った魔女・菅原初代さん。次の大会ではさらに進化した姿を見ることができそうだ。