1月14日にスタートした向井理が主演のドラマ「10の秘密」(フジテレビ系)の謎の設定が話題を呼んでいる。
「初回の平均視聴率は関西地区で11.8%、関東地区で8.9%と、まずまずの滑り出し。向井演じるシングルファザーで建設確認検査員の白河圭太が娘を誘拐され、その事件を追うにつれ、白河の周辺にいる人物の“秘密”が明らかになっていくという本格サスペンスです。脇を固める俳優陣も仲間由紀恵や渡部篤郎、仲里依紗など実力派ぞろいであることも、放送前から話題となっていました」(テレビ誌記者)
ただ、いざ放送が始まりネット上で注目されたのが、登場人物につけられた名前だ。ざっと役名を見てみると、白川圭太(向井)、仙台由貴子(仲間)、宇都宮竜二(渡部)、石川菜七子(仲)、長沼豊(佐野史郎)、白河瞳(山田杏奈)、二本松謙一(遠藤雄弥)となる。
「一見でわかるように、白河や仙台など、主に福島県やその周辺の地名が付けられているんです。これは、『10の秘密』が『チーム・バチスタ』シリーズ(フジ系)や『チア☆ダン』(TBS系)なども担当した売れっ子脚本家で福島県出身の後藤法子さんによるものだからでしょう」(前出・テレビ誌記者)
さらに、この役名について特に賑わいを見せていたのが、競馬ファンによるSNSだ。
「圭太は戸崎圭太、由貴子は増沢由貴子、竜二は和田竜二、菜七子は藤田菜七子、豊は武豊・吉田豊などなど、名ジョッキーの名がこれでもかというほど組み込まれていますからね。後藤さんは無類の競馬好きとも言われており、やはりこちらも、それが反映されていると思われます。今人気の美人騎手“菜七子”でピンと来た人も多いようです」(テレビウオッチャー)
この役名がドラマのストーリーに関連するのかも気になるところだ。